JON SPENCER BLUES EXPLOSION /
「ACME」
CALVIN
MAGICAL COLORS
DO YOU WANNA GET HEAVY?
HIGH GEAR
DO YOU WANNA GET HEAVY?
HIGH GEAR
TALK ABOUT THE BLUES
I WANNA MAKE IT ALL RIGHT
I WANNA MAKE IT ALL RIGHT
LOVIN' MACHINE
BERNIE
BLUE GREEN OLGA
GIVE ME A CHANCE
BERNIE
BLUE GREEN OLGA
GIVE ME A CHANCE
DESPERATE
TORTURE
ATTACK
TORTURE
ATTACK
彼らの前身となるバンド、 Pussy Galoreについて語る必要があるでしょう。
プッシー・ガロアは、ニューハンプシャー州からやって来たジョン・スペンサーが
ワシントンDCで Jullia Cafritztoと John Hassillとともに結成したバンドでした。
(1985年のこと)その後、ギタリストとしてNeil Haggertyが加わり、
1986年にミニ・アルバム"Groovy Hate Fuck"を発表しました。
その頃の音楽は徹底したノイズ系パンク・サウンドでした。
ジョン・スペンサーは、1992年 The John Spencer Blues Explosionをスタートさせました。
メンバーは、 Russell Siminsのドラムスと Judah Bauerのギター、
そしてジョンのギター&ヴォーカルでした。
デビュー・アルバム"The John Spencer Blues Explosion"は、
プッシー・ガロアの延長線上にありましたが、
セカンド・アルバム"Extra Width"(1993年)では、
ブルースの聖地とも言えるメンフィスでの録音を行い、よりブルースに接近、
そしてサード・アルバム「Orange」(1994年)で、ついにブルースの爆発実験に成功、
その名は一気に世界中に轟くことになりました。
とはいえ、ここまでの活躍は「ブルースとパンクの合体」という
ありそうでなかった組み合わせの魅力だけでも十分可能だったかもしれません。
しかし、彼らのブルース・パワーが本当に発揮されることになったのは、それからでした。
"Now I Got Worry"(1996年)では、ブレイク・ビーツなど、
最新のファッションを身につけてみせましたが、
"Acme"(1998年)では、再びシンプルでファンキーなブルースへと回帰。
その間に発表された日本企画のライブ・アルバム"Controversial Negro/Live In Tucson"(1997年)
もまたブルース・パワー全開の内容でした。
当然のことながら、「ブルースの爆発」と名乗る彼らにとって、
ライブは命です。彼らはライブのレパートリーを増やすために、
アルバムを発表し続けていると言ってもよいのかもしれません。
日本の企画盤として、「ACME」の未発表別テイクなどを収めた
「EXTRA-ACME」が出されています
一切の余計なものを省き、2本のギターとドラムで過激に演奏した『Now I've Got Worry』の後、
Jon Spencer Blues Explosionは'98年に出した
5枚目のアルバム『Acme』で反対の方向に踏み出した。
本質的に最高の道に進んだとは言えないが、『Worry』の飾り気のない内容から、
ループとスタジオ効果のきいた『Acme』へと変身した(とは言え特に大胆なジャンル変更ではないが)
ここには、Steve Albini、Calvin Johnson、Dan "The Automator" Nakamura、
Jim Dickinson、Atari Teenage RiotのAlec Empireなど
有名なサウンド・クリエイターによる作品とリミックスが含まれている
そして、その1年後、NYCトリオは『Xtra Acme』をひっさげて再び現れた。
『Acme』および同時期に発表された曲のリミックスに次ぐリミックス
およびディミックスによって制作されている
最後に、とあるインタビューより抜粋
Q:さて、Blues Explosionですが、『Xtra Acme』の次は何でしょうか?
J・SPENCER:わからないな。今度は1人のプロデューサーに任せて作ってみようと思う。
『Acme』を作ったときは、いろいろなことが同時に進行していたので、欲求不満が募ったんだ。
でも、彼らがアルバムにもたらしてくれたもの、
同時に彼らがBluesExplosionから得たものはお互いに素晴らしかったと思う。
だから、これからも外部のプロデューサーやミキサーと仕事をすることはあると思うよ。
ただ、次回は、1枚のレコードを1人のプロデューサーだけで試してみたい。
ナッシュビルでレコーディングしようという話もあるけれど。
今のところはっきりしているのはそんなところかな。
しかし、『Acme』をやったおかげで、俺たちみんな何でもできる気がしている。
白紙に戻った感じなんだよ。
