転がるお前に苔は生えない

<アスワドの結成>

 アスワドが結成されたのは1975年、

ロンドン西部のノッティング・ヒル・ゲイトの在英ジャマイカンのコミュニティーの中でした。

オリジナル・メンバーの3人は、ブリンズレー・フォード(Vo,Gu)、

ジョージ・オバーン(Ba)、ドラミー(アンガス)・ゼブ(Vo,Dr)だった。

 翌1976年には、ドナルド・グリフィス(Gu)、コートニー・ヘミングス(Key)が加わり、

アイランド・レーベルと正式契約、デビュー・アルバム「アスワド」を発表しました。

(彼らはメジャー・レーベルと契約した最初のブリティッシュ・レゲエ・バンドであり、

同じくブリティッシュ・レゲエを代表するバンド、スティール・パルスのデビューより2年も早い)

 彼らは、こうしてイギリスのジャマイカン・コミュニティーから出発し、

レゲエの故郷ジャマイカとは別のレゲエの歴史を作りながら世界的なバンドへと成長して行きました。


アスワドは、激動の歴史を持つ街ノッティングヒルで育った移民二世のバンドで、

当然この人種間のぶつかり合いの中で育っており、

その点がジャマイカ本国で活躍する多くのレゲエバンドとは本質的に違う点でした。

デビュー当時の彼らは、そんな地域性を反映した本格的レゲエバンドであり、

スティール・パルスとともに、人種間の緊張感を反映したある意味で本国ジャマイカ以上に

ハード・コアなレゲエを展開していました。

 "Hulet"(1978年)、" showcase"(1980年)、"New Chapter"(1981年)、

"Not Saticefied"(1982年)と彼らは着実にアルバムを発表し続けました。

そして、1983年に発表した彼らの代表作のひとつが、

ノッティングヒル・カーニヴァルでのライブを録音したアルバム"Live And Direct"でした。

意外なことに、このアルバムでの彼らはレゲエだけではない

カリブの音楽、カリプソなども演奏し、彼らが吸収している音楽の幅の広さを感じさせています。




転がるお前に苔は生えない

ASWAD

[Showcase]  Island  1981

Playlist :
Back To Africa
Three Babylon
It's Not Our Wish
Rainbow Culture
Warrior Charge
Babylon

Producer : Tony Platt & Michael Campbell (UK) & Karl Pitterson & Aswad


ショーケース・スタイル

ダブへと昇華していくあたりが、とてもいい

アイランド傘下のグローブ・ミュージックから81年にリリースされたアスワドの名作です。
録音時期は編集ものなので曲ごとに異なりますが、

76年~80年の間の音源でしめられています。

だからベースがジョージ・オバーンが在籍していた頃と

トニー・ロビンソンに替わってからの音源の両方を楽しめます。

しかも全曲ロング・ヴァージョン





2008.8.7の日記でも紹介しました

私的ベスト10にランクインしております、この作品
(ケータイの写メで撮っておりますので、両脇が切れてる~)

「Live And Direct」 Island  1983

Playlist :
Not Guilty
Not Satisfied
Your Recipe
Roots Rocking
Drum&bass Line
African Children
Soca Rumba
Rockers Medley
Love Fire

Producer : Michael Campbell (UK) & Aswad

Mixing Engineer : Michael Campbell (UK) & Drummie Zeb
Engineer : Steve Cooksie & Chris Dickie

Studios :
Addis Ababa (London, UK)


冬にこれを聞く


体が火照る


灯油はいらない・・・
(、か否かは定かではない)



そんな話



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