転がるお前に苔は生えない


「Bass Culture」 Island  1980

Playlist :
Bass Culture
Street 66
Reggae Fi Peach
Di Black Petty Booshwah
Inglan Is A Bitch
Loraine
Reggae Sounds
Two Sides Of Silence

Producer : Dennis Bovell & Linton Kwesi Johnson

Mixing Engineer : Dennis Bovell
Engineer : Dennis Bovell & John Caffrey & Mark Lusardi

Studios :
Gooseburry (London, UK)


LKJの素晴らしさは、そのメッセージ性にあるのではない

音楽としての衝撃・パワーが凄いのだ

彼の扱う政治的・社会的テーマがダイレクトに響く

これまで、エンジニアとミキサーだったDennis Bovell がここで初めてLKJとの共同プロデューサーとなった

最もダブ色の強いバック・トラックに乗ってLKJの力強く美しい歌を聴く事が出来る

「Inglan Is A Bitch」~「Loraine」へと続くあたりはなんとも言えず

悲しく美しく、それ以上に美しい世界がある




LKJは、自分が‘レゲエ・アクト”と思われるのを嫌っているようだ

80年4月の「ブラック・ミュージック」誌のクリス・メイのLKJインタビューによれば、

ステージ依頼も断っているらしい

「現実を見る時間がなくなるからだ、

私の詩の元になる体験とギグのバランスを保ちたい」と語っている




彼の歌は「ジャー賛歌」ではない、

彼はドレッドロックではない




同インタビューで「Loraine」と「Two Sides Of Silence」が今までにない作風だと指摘されると

「シリアスな問題だけしか書かないと思われたくない、

私にはユーモアのセンスがあるんだ」と答えてもいる

「全てのアートはエンターテイメントなのさ」と。




卓越した芸術を生む才能・エンターテイナーとしての才能

芸術的手腕に溺れるこのない・驕る事のない彼の人柄



素敵な方じゃないか



そんな詩



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