THE HARRY J ALL STARS
「Liquidator」 1969
Playlist :
Jack The Ripper
The Big Three
My Cherie Amour
Liquidator
Don't Let Me Down
Spyrone
Reach For The Sky
Interrogator
Moonwalk
Eleong
Je T'aime
The Dog
Producer : Harry Johnson
Jack The Ripper
The Big Three
My Cherie Amour
Liquidator
Don't Let Me Down
Spyrone
Reach For The Sky
Interrogator
Moonwalk
Eleong
Je T'aime
The Dog
Producer : Harry Johnson
1968年、元保険セールスマンであったHarry Johnsonによって設立されたレーベル。
彼もレゲエ・ミュージックに対する確固たる志を持って業界へと参戦した一人である。
この時代のプロデューサー達は次なる時代の幕開けと共に、
いかにして自己を主張するかと試行錯誤を繰り返していた。
彼等の尽力によって、はっきりと分かる新しいリズムが生まれ、
レゲエ・ミュージックは新たな局面を迎える事となった。
ここにスカ~ロックステディーという時代の上に成り立つ、Early Reggaeという
新たなステージが登場するのである。
またこの時代は多くの若く有能なプロデューサー達が相次いで独立を果たした時期でもあり、
インディーズ・レーベルの乱立によって成り立つジャマイカのマーケットの下地を作った時代とも言えるだろう。
ヴォーカル・グループ、Belltonesをプロデュース。
この瞬間から実質的にレーベル、Harry J
の歩みが始まったと言って良いだろう。
このセッションがBelltone)最大のヒット曲、'No More Heartaches'を生み、
この成功によって手にした資金を元手に、Harry Johnsonは録音スタジオを完備したレーベル、
Harry J
の本格的な旗上げにまでこぎつけたのである。
その後、ファウンデーション・リズムとして何度もリメイクされた、
Lloyd Robinson
の'Cuss Cuss'や
映画・Rockersの中で使用されたHeptones
の'Book Of Rule'といったヒット曲を続々にプロデュースしていった。
更にはHarry J All Stars
の'Liquidator'、
Bob & Marcia
の'Young Gifted & Black'、'Pied Piper'というインターナショナル・ヒットも経験し、
ジャマイカのみならず、ヨーロッパ各地でも高い評価を得るに至ったのである。
Harry J All Stars
の'Liquidator'は遠く離れたイギリスの地でスキンヘッズ達を熱狂させ、
後に確立されるSkinhead Reggaeの草分け的存在となった。
一方Nina Simonのカバー、Bob & Marcia
の'Young Gifted & Black'もまた
イギリスを始めとするヨーロッパ諸国で、なんと50万枚のセールスを記録。
未曾有の大ヒットとなったのである。
軽快なテンポに跳ねるようなオルガン・パートが時にサイケデリックな印象をもあたえている。
一度耳にしたら忘れられないそのサウンドは世界中のリスナーを虜にしたのである。


