黒龍酒造 福井県

から約750年前、

道元禅師によって開創された曹洞宗の大本山「永平寺」から程近い松岡の地に黒龍酒造はあります。

松岡は現在人口1万人程度の小さな町ですが、かつては酒造りが松岡藩の奨励産業にも指定され、

16もの蔵元が軒をつらねた銘醸地でした。

そのころより受け継がれる良水の源は、昔から「日本3名山」のひとつとして仰がれている「霊峰白山」であり、

標高2,702mの御前峰を主峰に山系全体を含む白山国立公園は、

周辺地域に多大なる恩恵を与えてきました。

黒龍の蔵の近くを流れる九頭竜川も、その恵みを伝える福井県最大の河川であり、

この川の伏流水を汲み上げて黒龍のお酒は醸されております。

「黒龍」の銘は、この九頭竜川の古名「黒龍(クツレウ)川」に由来しており、

今でも流域には、この暴れ川の神を鎮める目的で建てられた黒龍(クロタツ)神社がいくつも存在します。

蔵のすぐ近くにあります天竜寺は、かつて松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の道中に訪れた場所でもあり、

「物書きて扇引きさく餘波かな」という句碑が残されています。

西暦400年代まで歴史をさかのぼれば、

手繰ヶ城山古墳等を始めとする古墳群が松岡周辺の山々に築造され、

河原石が敷詰めて葺かれた古墳が、かつては雄然と白銀に輝き、

外来者にその力を誇示していた時代もあることなど、歴史を感じさせる松岡町であります。





寒造りのお酒は低温熟成され、秋の訪れとともに旨みがのりまろやかになります。

「秋上がり」とも称される旬の本醸造酒を生詰いたしました。

ひと夏じっくりと寝かされたこのお酒は、新酒とは又ひと味違った

落ち着きとなめらかさを持っています。

もちろん黒龍ならではの力強さ、キレの良さも健在です。





瓶が新しくなりました


「天の戸 ひやおろし」とは、全然性格が違う味


そして、美味い。




そんな話



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