カナダに住む国際結婚して移住
している女友達が、久々に地元に
かえって来た時の話。
去年の年末年始に帰ってきて、
2週間ほど日本で旅行しながら滞在し、
カナダに帰っていきました。
その時の彼女の印象深い話です。
東京も11月の後半にして、「雪」
なんて天気で珍しいと思い、ふと私も
カナダにいる友人のことを思い出しました。
去年かえって来た時に、北海道と大阪に
旦那さんと旅行に行ったそうです。
彼女はすでに結婚して10年ほどたって
いて、カナダに9年は住んでいます。
そんな彼女が5年ぶりに帰ってきた
感想は、「日本って暖かい」ってことでした。
真冬の日本は私たちにとって、とても
寒いと思います。
まして北海道は特に寒い地域だと
思います。
それなのに「暖かい」との感想でした。
彼女自身、純潔日本人で30歳を過ぎて
から国際結婚をしています。
なのでかなり、「日本人色」は残って
いるはずです。
関東生まれ関東育ちの私が、昔旅行で
北海道に一月に行ったときに、仲間と
飲んだ帰りに、寒くてホテルに帰る数百
メートルの距離が我慢できずに、ラーメン屋
に立ち寄り、しかもそこからタクシーで
帰った記憶があります。
その時マイナス5度でした。
関東に住んでいる人には、極めて寒いと
感じると思います。
東京に住んでいると、マイナスに
なる日って一年を通しても、数日しか
ないかと思います。
しかも明け方のみ。
でも北海道に住んでいる人にとっては、
マイナス20度くらいには当然なること
もざらにあるわけで、マイナス5度くらい
では、なんてことないと思うはずです。
祝日明けの24日の未明から降っている
「雪」も同じです。
東京の人は、2センチ3センチの積雪でも
パニックになってしまいまが、雪国の人には
話題にもならない話であります。
カナダに住んでいる友人にしてみれば、
北海道の寒さでも「暖かい」と感じるほど
だそうです。
いつもマイナス25度の世界にいる人だから。
日本人として生まれて、日本に何年住んで
いても、今住んでいる環境によって「慣れ」
が生じて、寒がり屋な人でも順応してしまう
ってことでしょう。
また、自分にとっての「限界点」って
言うのも、ほとんど自分の感覚での
「思い込み」であることもわかります。
環境による「慣れ」によって、限界点
が知らず知らずのうちに、伸ばされている
ってことも友人とあってわかったことで
あります。
私が感じたことは、「限界点」って
ほとんど自分が頭で勝手に決めている
ものであるということ。
すべての事で「思い込み」とは言いません。
経験で自分の力量が読めることも、結構
ありますから。
それでも限界を感じた時に、「さらに
上の人」や「もっと劣悪な環境の人」を
想像して、自分の思い込みでないかを
考えてみることもできると思いました。
暑さ寒さだけの話ではないですが、
寒いって話だけでも、日本で一番寒い
っていうところでも、暖かいという
日本人が確かにいるくらいですから。
自分の「限界点」を感じた時に、
「上には上がいる」ってことを考えて
みることも必要なことだと思います。
自分の頭だけで「限界」を決めて
しまっている事って、すごくあります。
もうひと頑張りするべき時に、自分で
限界と決めてしまい、そのあとのチャンス
を逃してしまっている。
おそらく誰しもあるかと思います。
そこで、限界を感じた時に
「上には上がいる」ってことを思い出して、
もうひと踏ん張りを考えることを心に
おいておきましょう。
その先にある「幸せ」をつかめること
もできると思います。
参考になればと思います。
ありがとうございました。