どんな人も何かしらの「欲」が
あって、それこそが「エネルギー源」
になっていると思います。
仕事でも「欲」がある人ほど、
成功したり、業績が高いという結果も
はっきり出てくると思います。
人間にとって必要な「欲」ですが、
これをもっているからこそ「成長」
するし、何かが欲しいってことで
行動もできるものだと思います。
当然の話で、この「欲」がない
人からは、「ギラギラ感」を感じる
ことも少ないかと感じます。
必要なことですが、この「欲」が
あるからこそ起こる「問題」もでて
てきてしまうことも事実です。
「争い事」のすべては、この「欲」
があっての人とのぶつかり合いによる
ものです。
戦争から身近な喧嘩も全部が
「欲」のぶつかり合いと言えます。
また、欲があるところから「嫉妬心」
という感情がでてきてしまいます。
これも「欲」が生み出す「トラブルの元」
になってしまうものです。
「嫉妬心」を抱く物は必ず、自分が
欲しいと思っているもののはずです。
なりたい自分とか生活や物であったり、
容姿を他人がもっていたりすると生じてくる
「感情」であります。
この「嫉妬心」も大きい小さいとか
深い浅いという尺度があって、欲が深い
場合には、「争い事」に発展していく
事もあります。
「嫉妬心」を感じることにフォーカス
すると、自分が何を欲しがっているかが
わかってきます。
異性に対しても同じです。
「やきもち」なんてことも、嫉妬心
の事で、気になる異性や付き合いたい
と思う人が、他人に行ってしまう時に
起こる感情です。
なかなかこの「嫉妬心」をコントロール
することは、難しいのかと思います。
トラブルの原因といえる「感情」ですが、
ほとんどの人は「理性」でこれを抑えて
います。
自分を客観視できる人は、自分を抑える
事がある程度まではできますが、それでも
限界点はあると思います。
欲が強すぎると当然、「嫉妬心」も強く
なってきてしまい、「理性」で抑えること
ができなくなってトラブルになる危険性が
増します。
欲は必要なことで、もっていない人は
「熱意」もないですし、成功も生まれません。
しかし、「欲」が強すぎないことが
一番望ましいことと最近は感じています。
完璧にコントロールなんてことは、できない
と思いますが、トラブルの元と意識して
欲を抑えることも必要かと思っています。
欲望のまま生きるってことは、すべての
人を敵にしてしまうってことだから。
「欲しい」と思うことを、「嫉妬心」
から探り出してみて、手を伸ばすのか
伸ばさないのかや、手を伸ばすなら
どの程度の欲しい物なのかを自分で
よく考えることが必要なのかと思います。
争い事だけ増えてしまうってことが
起きてしまうから。
時に必要な争いもありますが、そればかり
を追い求めていると「遅れ」をとって
しまうこともあります。
昔から「戦争」「内戦」を繰り返している国は、
発展がものすごく遅いことがわかっています。
争い事から生まれる良い事って、数少ないと
思っています。
「欲」を抑えることと、「嫉妬心」で
自分が何が欲しいのかということを見定めて、
手を伸ばすか伸ばさないかと優先順位を
決めること。
今のご時世に必要な事と感じています。
不必要な争い事を避けるためにも、考える
事だと感じています。
それでも尽きない人間の「欲」ですから、
無欲になるとか、ある意味の解脱状態に
なるってことではなくて、うまくコントロール
して「欲」とお付き合いをしていくことが
大切かと思います。
自分だけは、「醜い争い事」をしないように
また、巻き込まれないように心掛けしましょう。
スマートに生きることが、かっこいいと
思いますから。
ありがとうございました。