前に力強く歩いていく人は、
身近にもいて、仕事や人生の
生き方についてとても勉強に
なります。
経営者の人は、社員を抱えて
自分の生活よりも大切に考えて
いる人を今までに何人もみて
きました。
人を引っ張っていける人は、
とにかくエネルギッシュであり、
その人についていけばなんとか
なるって気にさせてくれます。
すべての経営者の人がそうでは
ないですが、この人について
行けばたとえ結果がダメであっても
ついていこうって思う人もいます。
そんな人にあこがれをもちながらも、
今まで背中を追い続けてきた人の事を
少し知ることができました。
20年以上も農機具販売の仕事を
自営業として経営をしてきた50代
後半になる元気のある方の奥様が
亡くなられた葬儀の後に、お会いして
お話をしたときです。
大変ショックを受けていましたが、
社員を10名ほど抱えているために、
仕事をおろそかにはできないことから、
葬儀やお墓のことなどを、ほとんど
人任せになっていることを、残念に
思っていると言ってました。
本当は自分でやるべき事ができない
のは、とても理不尽さを感じると。
この人を見ていると、自分には
とても「足りない」部分を強く感じる
事ができました。
それが、「使命感」です。
社員のために切り盛りを20年以上
やってきて、おくさまのことが今までで
一番の悲しいことであり、困ったことで
あると。
家庭のことを任せていて、ほとんど
のことをやってもらっていたと。
だから今までこれたけど、これからを
考えるととてもつらいと。
少し「うつ」になりかけていたようです。
しかし、そこで自分のやるべき「使命」
を感じてやらなければならないことが、
まだまだあると思ったそうです。
社員や奥様に恥ずかしくない結果に
しなけらばならないと思って、また
新たな決意とともに、仕事を始めた
そうです。
そこでテンションが落ちてしまう
ことは、よくあると思いますがこの人
は、そこからさらに上を目指す事に
なりました。
自分の周りにいる人の幸せのために。
「この人なら」ついていっても
という人の特徴は、今ある仕事を
自分の天命と感じて打ち込んでいる
人だと思います。
ものすごい「使命感」をもっている
人の「すごさ」を感じるところは、
ここ一番で「力を出せる人」かと
思います。
壁にぶつかったときに、へこたれる
人や立ち止まる人や逃げてしまう人が
いる中で、ここ一番の力を出せる人
が、ついていこうって気持ちになる人
だと思います。
そんな人は、ここぞって時に「底力」
を発揮します。
純粋に目の前にある仕事に、全力で
打ち込める人であります。
そして自分がやるべきことを、明確に
理解していて、これこそ自分の仕事と
して「使命感」を感じている人です。
この方とお話をしていると、自分の
「物足りなさ」をすごく感じることが
できました。
この方に言わせると、中途半端なこと
ばかりだと言われること間違いないです。
また、何かと「壁」にぶつかったときに
へこたれてしまうことがほとんどだと
自分で再認識することができました。
「壁」にぶつかったときこそ、力を
発揮するものだと今初めて知った感じです。
すごく恥ずかしい話ですが、どれだけ
自分が「甘かった」がわかった次第です。
あなたの周りにも「このひとならついて
行っても」って人がいると思います。
そんな人と交流を持つことで、自分を
引き上げてくれるとともに、自分の弱さを
知ることができると思います。
日常でそんな人といつも一緒にいられる
と自分もそんな人になっていくと思います。
あまり感じることができない「刺激」
だと私は感じました。
自分も自分の「やるべきこと」に強い
使命感をもって打ち込んでいるかどうかを
考えさせられました。
壁にぶつかったとしても、何とかして
乗り越えるだけの「底力」を持っていら
れる精神力をつけなければならないと
感じました。
「使命感」を目の前の仕事や自分が
生きていく道に、どれだけ感じられて
いるか。
これから先の「道」を強く生きて
行くために、必要な事の一つと感じ
ました。
参考になればと思います。
ありがとうございました。