職場などのルールを常日頃から
意識しているでしょうか。
基本的なことから、知らないこと
もあるかと思います。
一流企業やバスやタクシー会社、
運送業者での「飲酒運転」での罰は、
懲戒解雇と聞きました。
いまだに、「飲酒運転」での事故や
違反はなくなりません。
また、要人の「飲酒」もいまだになくな
りません。
ダメとわかっていてもやってしまう。
人の弱さなのかと思います。
運送業者の飲酒は、懲戒解雇とわかって
いても時々いると聞いたこともあります。
とある一部上場企業の方が、「飲酒」で
捕まった時の話なのですが、この捕まった
方は、役員だそうです。
その会社の営業所で働く方から聞いた話
です。
ある日に突然「全社通告」のファックスが
流れて、役員のAさんが飲酒の検挙のため、
懲戒解雇になったとのことだったそうです。
このAさんは、会社紹介の役員一覧に
出ている人で、5本の指に入るほどの上の
方だったそうです。
そのような方でも、懲戒解雇ということに
なったのは、当たり前の話ではありますが、
その判断をした会社も「正しい」と感じました。
大きい会社の上の人ほど、見えない人は
いません。
そこでもみ消してしまっても分からない
話かもしれません。
また、そのAさんはそれができるくらいの
実力者であったようです。
しかし、それはしなかった。
一つの事例を認めると、次の事例も
認めることになってしまうからでしょう。
Aさんが重要な人物であることは、多くの
社員が知っていたそう。
それでもやりきれない人も多くいたそうですが、
しっかり処分を受け止めて、会社を
去っていったそうです。
当然、懲戒解雇なのでなんの温情もない
そうです。
ここでの会社の判断の厳しさに、学べること
もあると思います。
小さい企業や組織だと人事の都合や人手
の問題で、手の施しようがないために、流れ
てしまうこともたくさんあります。
大きい組織だからこそってところもあるのも
わかります。
しかし、一度決めた組織のルールは、守り
抜くことも新たに入ってくる「新人」や現在いる
管理職の人に「しめし」が付かなくなってしまい
ます。
また、小さな組織でも「ルール」を作り、
そのルールにのっとっていくことの重要性
を感じています。
一つの例外が、仕事を増やしてしまうこと
もありますし、次に同じ事件が起きた時に
なんであの人は良くて俺はダメなんだなんて
ことになります。
確かにそうです。
今思うことは、組織で必要なことに「厳しさ」
があげられると思いますが、これを作るのが、
「ルール」と日ごろの教育だと思います。
組織の中での「厳しさ」を日ごろから意識
することの大切さと「ルール」があって、その
元で組織が成り立っていることを考えさせる
ことの重要性があります。
「厳しさ」のない組織にいると、楽なのですが、
「締まんない」ってことを感じたことがあります。
こんな感じの組織は、大体が「だらだら」モード
が多かったりします。
また、だらだらした人が集まってきたり、だらだら
人間に染まってしまったり。
仕事のオンオフだけでなく、「戒める」ための
「ルール」と例外のない処罰も、弱い人間には
必要なことかと感じました。
今組織に属している方は、今の自分の組織が
どんなルールがあり、どれほどの「厳しさ」が
あるのか調べて、考えてみる事もいいかも
しれません。
独立した人でも、「自分にかせるルール」を
決めるのもいいと思います。
厳しさの中から生まれる精神は、研ぎ澄まされて、
力強い結果を生み出すと思います。
仕事のオンオフプラス、「厳しさ」を理解した
大人でいたいと思います。
立ち止まって考えてみるのもいいと思います。
ありがとうございました。