今の時代は、「使い捨て」の時代で
あります。
百キンなんて便利で豊富な品揃え
のお店がたくさんあって、安く買って
ダメになることが分かっていて、また
百円で買ってくるというサイクルが
常識になっています。
個人的には、自分の肌に触れる
ものなどは、百キンのものは怖い
のですが、特にこだわりのない日用
品などは、十分に使えると思います。
ダメになっても「百キンだから」と
言って済ませることができるから。
ここまで使い捨ての時代だと、
「こだわり」の一品なんてものは、あまり
なくなってくると思います。
「万年筆」などはずっと中身だけを
交換して使っている人は、最近見なく
なりました。
昔の学校の先生が使っていたのですが、
今は少なくなってきていると感じます。
まだ使えるものでも、新しいものを
使う習慣に世の中がなってきていると
いう現実は昔よりもはるかに強くなって
いると思います。
そんな世の中でも一つくらいは、ずっと
使っていくものをもっていたいと思って
います。
普段身近に使うもので、腕時計や万年筆
もメンテナンスをすればずっと使えますし、
家にある置時計や洋服ダンスなどは、
メンテナンスをしていけば、何世代にわたって
使っていけるものです。
昔の卒業アルバムを数十年たってから
見返すと、その時の「思い出」がよみがえって
来るように、一つだけでも好きなものや
思い出の品を大切に「メンテナンス」をして
持ち続けることで、一つの「財産」となります。
時代で「遅れて」行ってしまうものは、常に
新しいものを使っていたほうがいいとは
思いますが、形見の懐中時計や高価な
腕時計を一つ持ち、ずっと使っていくことも
「人生の豊かさ」を感じさせることはあると
思います。
新しいものを簡単に買える時代で、使い捨て
の時代にふと思いました。
部屋にほとんどものがおいていない私も、
少し高価な時計を「メンテナンス」しながら
使い続けています。
普段使っているときは、何も思わないのですが、
この時計を買ったときの苦労や時計をして
出かけた思い出の場所が、考えるとよみがえって
来たりします。
少し「幸せ」を時計からもらえたりします。
なんでもかんでも使って、大事に使うなんて
ことはしないにしても、思い出のものや好きな
物あれば、「メンテナンス」をして大切に使って
見るのもお勧めです。
何かこの一つってものがある方は、やって
みるといいと思います。
ものを大切にすることを考えさせられますし、
自分の人生の財産を一つ作ることになるはず
ですよ。
人生が豊かになるちょっとした意識改革です。
ありがとうございました。