たばこを吸っている方で、やめたいと思って

いる方は多くいると思います。

 漠然と日々吸っているけど、どこかで

やめたいと思っている。

 

 私事の余談で、身近な人の喫煙者を

見ていて感じたので書いてみます。

 

 私は、禁煙をして4年と半年が過ぎました。

やめてから一時的に太ってはしまいましたが、

今は適正体重に戻っています。

 

 40代と50代の身近な「喫煙者」の人を

見ていて「ストレス解消」のつもりで吸って

いる二人が、余計にストレスをためている

現実を客観的に見ていて、感じました。

 

 今現在、「喫煙場所」なんてものが、街

のところどころにできていて、都心では

そこに行かないと吸えません。

 

 私のように郊外に住んでいる人でも、

「歩きたばこ」は意外に目につかなく

なってきました。

 

 レストランでも「分煙」が基本的なスタイル

になってきて、「喫煙できる」方が狭い

感じがします。

 

 一つは、「吸っていられる場所」が昔より

格段に減っていて、吸うときに吸える場所

を「探す」ことをしなければならなくなりました。

 

 家の中でも「ベランダ」だけという人も、

私の周りにはいるのに、外に出ていても

吸っていい場所を「探す」というのは、

実に面倒なことだと思います。

 

  二つ目は、「安くない道楽」になっている

ということ。

 

 20年ほど前に私が吸い始めた時のたばこ

一箱の値段は220円ほど。

 しかし、今は430円以上のちょっと高価な

「道楽」になっている現実。

 

 一日ほぼ500円かかるとなると、「減らす」

ことをしなければならない人大勢いいる

はずです。

 

 身近な40代の人も、一日15本までなんて

いいながら「けちけち」すっています。

 

 おこずかいの範囲内で計算すると、一箱

まで吸えないそうです。

 喫煙していたころの私も一箱は吸って

いたと思いますが、自分で「セーブ」して

吸うならやめた方がいいと思ってました。

 

  そして、私がよくないと思っていること

の理由が、最後の一つでこれならいっその

事やめた方がいいと思います。

 

 三つめの理由として、一番よくないと

思うのは、健康のためにやめなくてはと

思っていながらもストレスたまるからとか

の理由で「吸い続けてしまっている」事です。

 

 私の考え方として、健康もお金も場所も

一切気にしなくていい環境のある方が、

自分のストレス解消方法が「喫煙」で

誰にも迷惑をかけていないという場合は、

「喫煙」を否定するつもりはないんです。

 

 しかし、「ストレス解消」とか「ストレスが

たまらないように」という理由で、場所や

お金、健康を気にしながら「喫煙」を

続けていることが、余計に「ストレス」を

ためていると感じます。

 

 禁煙をしてからの私は、食事すること

が好きになりましたし、どこに出かけるのも

「禁煙席」にしますし、ホテルも「禁煙室」

にしています。

 

 ここ最近の「喫煙者」の形見の狭さ

を思うと、たばこを吸うことのメリットって

ほとんどないことを感じます。

 

 屋内にいても、屋外でも「吸ってもいい

場所」はあまりに少ないし、値段は安くないし、

健康を少なからず意識しなければならないし。

 

 たばこをやめるだけで、このめんどくさい

問題から解放されるだけでなく、社会で

生きていきやすくなりますし、食事もおいしく

いただけます。

 

 臭いが気になっていたこともありましたが、

今はすっかり「煙草臭」から縁が切れました。

 

 喫煙するなら喫煙することで、本当の意味で

ストレス解消になっているならいいと思います。

 

 少しでも「健康」や「場所」「お金」を気にする

なら、「吸わない」選択を選ぶことが一番

いいと断言できます。

 

 「禁煙」もあらゆる方法があるので、チャレンジ

してみるのもいいです。

 

 ストレスを「解消している」という錯覚から、

本当の意味でのストレス解消に気が付いて

欲しいと思います。

 

 余談ですのでこのくらいです。

 

ありがとうございました。