とある家形ラーメン屋があるのですが、

好きでよくいきます。

 

 そこで知り合った40代後半の店主の方が

います。

 

 お店に行ってはよくお話をさせてもらい、

かなり仲良くなりました。行ったときは

何かのサービスが付いてきます。

 

 そんな人と近くのドンキで偶然にあって

少し話をしました。

 

 聞いてみると、ずっとサラリーマンを

していて、自分で好きなラーメン屋を

始めようと30歳を過ぎて思ったそうです。

 

 サラリーマン時代は、何度もやろうと

思いながらも家族のことなどで、はじめ

られなかったそうです。

 

 40を過ぎたころにこのまま終わるのは、

つまらないと感じて、脱サラして「修行」

を始めたそうです。

 

 料理は好きで、家でもやっていたし、

人に作ってあげることが好きなので、

すぐにステップアップできると思っていた

らそうでもなく、険しい道のりだったと

言います。

 

 今は、昔のように数年の修行をする

することも減り、すぐに独立できるように

なってきたといいますが、やはりしらない

世界に入るからには、「修行」をする

ことを怠らなかったそうです。

 

 そして脱サラして、3年がたつころに

今のお店を開いたそうです。

 これも借金を少しして始めて、今は

順調に返済もしているそう。

 

 人を二人使い、十分にやっていけて

いるそうです。

 

 そんな彼に言われることは、

「好きな事を仕事にしてますか」という

ことです。

 

 独立してからしばらくは、無我夢中

だったけど、サラリーマン時代には

ない時間を持てて、ストレスも減った

といいます。

 

 脱サラして100%いい人生に変わった

といいます。

 またこのことを人に勧めたいといいます。

 

 脱サラをする勇気がない人がほとんど

のなかで、自分は「修行」の時間をしっかり

取って、すきな道を歩み始めたことを。

 

 好きなことを仕事とするためには、やりたく

ないことまでやらなくてはならないために、

ラーメンだけを作っていては、ずっと雇われ

なのでそのことを十分に理解して、「修行」を

していたそうです。

 

 一度始めてしまえばいいこともやなことも

「自己責任」となり、これの方がこの方の場合、

気楽といいます。

 

 人に使われている間は、仕事の事や人間

関係を気に掛けることをしますが、今は

あまりしません。それがストレスがたまらない

ことのようです。

 

 仕事は大変だとしても、「好きな仕事を

している」今が、幸せなのだと。

 

 そのために忘れてはいけないこととして、

「修行」ということです。

 いきなり始めてもうまくいかないといいます。

 

 なんの業種でも当てはまると思うといって

ました。

 

 独立する際のアドバイスとして肝に銘じて

おきたいことです。

 

 物事とんとん拍子に進んでいる人は、

見えない「修行」をしているからだということ

です。

 

 身近にもいたりします。

 

 抜け目ない人間になっていくために、

忘れてはいけないことです。

 

 ありがとうございました。