以前の「チャラい営業マン」で書いた
同級生ですが、彼から後輩の営業マン
について聞いたことです。
今25歳くらいの後輩になる営業マン
はとにかく「ずれた」常識があるという
事です。
チャラい営業マンは、プライベート
でこそ自分のスタイルにこだわっている
部分がありますが、「仕事」となると
プロ意識を同業ではない私も感じる
ことができます。
以前書いた「手帳」や「カバン」。
先輩の教えを最初は「真似」から
始まり、少しアレンジを加えながら
10年以上かけて「オリジナル」と
変えていく。
そんなことも今の「ゆとり世代」は、
あまり気にせずに自分の「世界」で
いきているような感じだそうです。
友人の営業マンが少し厳しいこと
を言ったりすると、すぐに自分は
そのやり方ではなくて、ちがう方法
でやりますとか言ったりするそうです。
とにかく「人任せ」とか「お客様」の
ような感じらしく、すべて人が「やって
くれる」感覚があるそうです。
ネット検索が得意であるけれど、
数学の回答のように「バシッと」答え
のあることは、大人社会では少ない
ということもあるのに、調べてもわか
りませんなんて言うそうです。
また、新人で仕事もわからないこと
も多いのはわかるが、いつもいつも
言われた一つの事しかしない。
またはやらない。
また、コツコツ型の友人にはこれが
一番許せないことらしいですが、すぐに
「結果」を求めるということ。
一度行った取引先で、その場で
いい答えがないともう行かないよう
な感じらしいです。
粘り強さが全くないようです。
それを強く言うと「やめます」みたいな
感じらしいです。
彼の会社では、すでに一年の間に
数人やめているそう。
自分たちの世代もこの「ゆとり世代」
にかかわる部分もありますが、そこまで
はないかなって感じます。
私の友人が彼らにかける言葉は、
決まって「ここで頑張っておいた方が
後で必ず役に立つよ」って言うそうです。
たとえ転職して別のところに行っても
今のままでは同じだからってことを
伝えたいらしいですが、まともには
受け入れてくれないみたいなので。
あと15年か20年で「ゆとり世代」の
時代がきますが、とても不安に感じます。
そのころには、自分の事は自分でやる
ことが当たり前になっているかも
しれません。
そうなる前に、手を打っておくことだと
思ってます。歳をとってからでは、間違い
なく「手遅れ」になりますから。
ありがとうございました。