実家に帰って書いています。
今日が実家での最後の投稿です。
地元で起きた「連続放火」事件に
ついて聞いたので書いてみます。
1年ほど前に、近所の空き家ばかり
から不審火の火災が立て続けに
起きたことがありました。
決まって早朝で、しかも誰も住んで
いない空き家からの出火です。
空き家と言っても、倉庫代わりに
使っているところもあり、非常に大きな
火災になっているケースもあります。
一か月か二か月に一回のペースで
起きる火災で、間違いなく放火だと
みんなが思ってました。
そこで警察は、早朝に的を絞って
厳重体制で張り込みをしていたそうです。
すると、早朝にペットボトルを持った
老人が空き家の前でまさに放火を
する時に出くわして逮捕したそうです。
残念ながら、町内会長の犯行でした。
十数件の放火を認めて、商売がうまく
行かずにやになって、犯してしまったと。
そこで放火事件は一件落着したの
ですが、犯人は捕まってよかったのです
が、大変なのはその家族です。
面識は直接なかったのですが、その後の
人生を変えることをしなければならなく
なってしまいました。
まず、引っ越し。
その場に住んでいられないために、すぐ
に家を売却して、どこかにいくことになり
ました。そのまま住んでいても、おそらく
放火されてしまうということで。
そして、名字の変更。
母方の名字で名乗ることにしたらしいです。
その名字を払拭しないと、いつまでも
放火魔の名前になってしまうからでしょうか。
孫たちもいましたが、小学校ももちろん転校
して、名前も変えてどこか知らない土地で
新たな生活を送っていくのだと思います。
凶悪犯罪の家族の話を聞きますが、やはり
同じようにその土地から離れて暮らすという
ことが多いそうです。
地元で起きた事件ですが、やるせない気持ち
になってしまう事件です。
残された家族たちは、新たな人生を強く生きて
行かなければなりません。
自分だけの体ではないこともわかっていますし、
自分がしたことが、身内全員に迷惑をかける
ことになるということを知らされました。
肝に銘じておきたいです。
ありがとうございました。