中学一年の夏に初めての射精をした。男の子にとって初めての射精を「精通」という。その後は、本能の赴くまま週に4、5回はオナニーをするようになった。一日に一回では物足りず、2回も、しばしば3回することもあった。最初の一年間はその行為の度に放出される快楽の白濁液の量が増えて行く感じがした。中学三年生にもなると、射出されるザーメンはその濃さを増して行き、ホット・コーヒーに入れるミルクほどではないが、それに近い色の液となって行った。射精の時に射出される量はは平均3.5ミリリットル、ティースプーン程度らしい。しかし、個人差も人種さも大きく、約0.2から7ccと幅があるそうだ。数滴しか出ない場合や逆にこれを超える例もあり、長期間射精しなかった場合13ccに達することもあるという。このような知識があったので、一度オナニーをする時にティースプーンの上に射精しようとしたことがある。なかなかティースプーン上に射精するのは困難だった。何故なら、精液は勢いよく射出されるもので、通常は17から25センチメートルぐらいの距離を飛ぶ、長期の禁欲後では90センチメートル以上に達することもあるらしい。しかし、ある日見事にうまく上手にティースプーンの上にザーメンを放出した。それを医院にあった注射器で吸ってみたらちょうど3ccほどだった。オナニーをするときは、決まって当時流行していた女性歌手を想像しながら、肉根を上下にしごいた。その女性歌手はどちらといいうと水商売風の女だったが、僕は彼女の尋常でない性的魅力に惹かれていた。痩せ型のコケットだった。貧乳なのが、かえって彼女を艶かしくしていた。このように中学時代は大きな出来事もなく、勉強とオナニーと部活の三点セットであったと行って良い。高校受験も無事に済み、入学した高校の気風にも難なく溶け込み、中学時代と同じく、受験勉強、部活、オナニーの生活が続いた。中学時代と比べて、何か違いがあったとすると、異性に対する関心が異常に強くなって行ったということだった。街の通りすがりの同年代の女子学生にしろ、医院の若い看護師にしろ、学校の教師にしろ、女性を見るとまるで、男の本能であるとでもいうように、女の胸の膨らみを盗み見してしまうのだ。その瞬間に十分に成熟して来た僕の肉根は反応し、猛々しい弾頭となっていることもしばしばだった。そのような時には必ず肉根の鈴口からガマン汁が滲み出ていた。