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復興に関して総理に期待することは? ブログネタ:復興に関して総理に期待することは? 参加中

正直なところ、今のままでは誰が総理大臣になっても期待
出来ないと思っている。
ならば、とにかく今は菅総理にやってもらうしかない。
なぜなら、日本という国が大災害に襲われて大変な時なの
だから。
こんな時期に政治屋さん達の主権争いに付き合っていられない。
そんなのはどうでもよい事であって、まずは被災地・被災者の
事を第一に物事を進めるべき時だ。

こんなにも広範囲に被害を受けた災害など、まず無いだろう。
各地の状況に合わせて復興を行い、国が全面的に協力して
一日も早く、それぞれの生活が安定するように支援する事。
今はそれが急務であろう。

この数年、日本の総理大臣はほぼ1年ごとに、ころころ変わっている。
それは、総理大臣に資質が無かったからなのか?
必ずしもそうだとは思わない。

政治屋さん達は、自分の利権利益確保のためにやっきになって、
国の事などまるで考えていない。
そして、自分が少しでも美味い汁を吸うために、まずその障害を
排除しようとする。
そのためにはまず、障害となる対象の弱みを探し、でっちあげてでも
相手の足を引っ張り、ひきずり下ろそうと頑張るのだ。
そして、周りの人間もサポートするどころか、背後から鉄砲を撃つ
始末である。
そんな状態で、はたして総理大臣となった人物が職務を全う
出来るのか?
今この緊急事態の最中も、政治屋さん達はそれを繰り返して
いるのだ。
本来ならば、総理大臣の事をとやかく中傷している場合ではない。
仮に総理大臣が、至らない事があるとして、政治に携わる人達
みんなで、それを補い良い方向へ向かう事は出来ないものなのか?

現在野党となっている自民党にしても、現政権を批判する資格が
あるのか?
過去数十年にわたり政権をにぎっていた自民党。
その間に、現在のような腐りきった仕組みを確立したのは紛れもない
自民党なのではないか?
政権を引き継いだ他の政党が、腐りきった仕組みの壁にぶち
当って苦労している面も大いにあるのに、野党になった途端知らん
ぷりとは・・・。
揚句のはてに、誹謗中傷しかしない。

今、その腐りきった組織の一つとも言える東電が、性懲りもなく自分
達の利益・財産を守ろうと躍起になっているのだ。
数十年も前からの隠蔽体質。
この期に及んでも、まだ自分達が金を得る事だけを考えるあさましさ。
きっと彼ら(特に上層部)は、今回福島原発が原因で苦しんでいる沢山の
人々の事など、何とも思っていないのだ。
ただ、自分達さえ裕福に暮らせればいいと思っているだけ。
そんな腐りきった組織を、自民党政権は容認どころか後押しさえ
していたのかもしれない。
誹謗中傷に全力を注ぐ前に、やるべき事があるだろう。
現政権が頼りないと思うのならば、自分達の今まで培ったノウハウを
最大限に発揮し、一丸となってこの厳しい状況を乗り越える方法を
模索する、それが本当の政治家の姿ではないのか?
今、政党の器の大きさを試されているのだと自覚するべきだ。

政治屋になりさがってしまった人達は、今もう一度政治家としての
誇りを取り戻してほしい。
そして、この難局を打開するために力を合わせてほしい。

菅総理が震災後に行ってきた事については、ある程度理解できるし、
評価すべき事もあると思っている。
今は、四面楚歌の状態にも見えるが、途中で投げ出す事無く、周囲の
助言や協力も受け入れながら、被災地・被災者に負担をかける事なく
復旧する道を選択して頂きたい。