78. 興味の行方 | 憂さ憂さうさぎ

憂さ憂さうさぎ

世の中は憂さだらけ!
はき出す場所のない憂さを、ここで晴らしてみましょうか。

ピグをつくった。

あちらこちらに出没しては、うろつく。

うろついていると、時々 “グッピグ” とやらをされた。

お返ししなければ。慣れない手つきでグッピグ。

なんか分身がやたらと光ってるぞ。自分は目立つ事が苦手だ。

頼むからあまり光らないでくれ、目立つじゃないか。

ピグ放浪中。

光るのも、快感になってきたな。

まあ、自分が光るわけじゃないから、いっそのこと光りまくってくれ分身よ。

自分はピグの自己紹介欄に、“仙台在住” と記入していた。

それを見て話しかけてくれるピグに何度か遭遇。

「仙台は大丈夫ですか?」と。

中には、中越地震を経験された方もいて、いろいろと情報を教えてくれる。

そして、「もう物資もたくさん届いているはずだから。」と励ましてくれた。

自分はタイピングが出来ないため、チャットをするのが少々大変だ。

ついつい、言葉を省略しがちになってしまう。

表示させるタイミングも難しい。

出来るだけ相手に失礼のないようにと思いながら、画面中の分身にひたすら

お辞儀をさせるのであった。

このアメーバというのは、ブログとやらが書けるらしい。

自分は、そんな物を書いた事がないから、緊張する。

しかし今の自分には書きたいと思った事があった。

東日本大震災で自分が経験した事。

誰も読んでくれなくたっていい。この時は、ただ書きたいと思った。

非日常的な経験を通して、自分が思った事や感じた事、その記憶が

まだ色あせないうちに、何か形にしたい。

単純に、日記という形式でも良かったのかもしれないが、自分は日記を

一度も長期間続けて書いた試しが無い。

いつも三日坊主で終わるのだ。

ブログという形で書いていけば、自分の中に書く事に対する意欲みたいな

ものが生まれるかもしれない。

これが、このブログの始まりとなる。