数日前から、東京での “買い占め” が問題となっているようだ。
テレビではしきりに、買い占めしないように言っているが。
有識者が、買い占めしなくても大丈夫。不安に駆られて必要以上に
買い込みをする事で、店の商品が品切れになるという悪い状況に陥って
いる。と繰り返す。
画面には、買い占めに走っている年配の女性が「買い占めしなくても
大丈夫です。商品は十分あるんですから。」 と窘められている図。
女性は、焦っている表情。
ああ、見たくないものを見てしまった。
東京都民全てが、こんな事をするような人間だとは思わないし思いたくも
ない。しかしこんな人は実際にいて、テレビを通じて全国に醜態をさらして
いるのだ。何だか悲しくなってきた。
テレビが見られるようになってから、日本全国のみならず、世界中で支援
・協力・援助・応援 等々、いろいろな形で人々の善意を目にしてきた。
それを見る度に、何とも言えず涙が出そうなくらいありがたいと感じた。
インターネットでも、沢山の人達が自分の出来る事からいろいろ行動を
起こしているのを見ている。
こんなに全世界の人達に感謝したいという思いを持っているのに、ごく
一部の人達の自己中心的な行動一つで、人間という生き物に幻滅したくは
ない。