57. インドア派のネガティブ思考 | 憂さ憂さうさぎ

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世の中は憂さだらけ!
はき出す場所のない憂さを、ここで晴らしてみましょうか。

3月17日。今日は一日インドア派を決め込もう。

友人は妹さんから、近いうちにイオンスーパーセンターへ車で連れて

行ってほしいと頼まれていたようだが、今日はあいにく吹雪。

しかも非常に寒い日となってしまった。

こんな日に外で何時間も立っていたら、体調を崩してしまう事間違いなし。

特にやる事も見つからず、ぼーっとテレビを眺めていた。

テレビから流れてくるのは、原発の話題。

アメリカが福島第一原発の半径80km圏内に住むアメリカ人に避難勧告。

ドイツが大阪又は海外へ避難するように指示。

『あーあ、終わったな自分。』

もう個人にはどうにも出来ない。

原子力安全保安院の言う事も、東京電力の言う事も、信じて良いものやら。

『東京電力なんて、隠蔽体質がひどいって話だしな。』

調べたところによると、1978年に日本初の臨界事故を起こしたそうで、

それを公表したのが29年も経ってからだそうだ。

誰がそんな人達の言う事を信用出来ると言うのか。

だいたい、12日の時点で水素爆発だの何だのという状況になっていた。

その頃自分は、近所のスーパーに並んでみたり、炊き出しだの何だの

と、外をほっつき歩いているのだ。そしてその後も。

テレビでは、内部被曝はまずいからマスクをしろとか、外部被曝は、

シャワーを浴びれば大丈夫とか言いたい放題言っているが、被災地

の人達はどうやってシャワーを浴びるというのか。

「残念でした。」 とでも言われている気分だ。

とりあえず自分を慰めるために、『最悪他の人達よりも、ガンや白血病

になる可能性が少々高くなるだけだよ。』 と解釈してみる。むなしい。

自分の身近に、数年前白血病で亡くなった人がいる。

後日聞いた話では、その人はチェルノブイリを見学に行った事があった

そうだ。

時々病状は見ていた。最後の日も。

万が一、そのような病になってしまっても、最後は出来るだけ楽に

いさせてくれ。

苦しみたくはない。頼むから・・・。