【はじめに】
やあ、みんな久しぶり!
ってもう1年以上放置してたYo!
いや、放置っていうか書きたい事は結構あって、でも全然纏まらなくて悩んでいる内にネタの鮮度が落ちて…ま、いっか!となってた次第です。
…いや、良くないかw
まあ、そんなこんなで久しぶりに筆が進むっぽいのでいつも通りダラダラ書いてみます。
ただの自分語りをしたいだけですので、多分面白くないです。
なのでいつものお約束はいらないかなw
ほな、行ってみましょ。
✄------------ キリトリセン -----------✄
この1年は競馬を中心に回した感じです。
思えば昨年、ウマ娘に出会ったのが間違いの始まりでして。
ウマ娘のおかげで
○競馬の面白さを思い出す
○競馬の見方が大きく変わった←ココ大事
となりました。
昔は自分の結果が全てで「儲かったかスッたか」でした。
まあ、今もそりゃ当たる方が当然嬉しいのは言うまでもなく。G1のみ買ってましたが1レースにツッコむ金額は今より断然多かった。
んで、今はツッコむ金額はほどほどに絞ってレースを観る(さらに写真を撮りたい)に変わりました。
まーお金も無いしねwww
でも100円でも入れてると張り合いが出ますw
あとは賭けの対象でしか無かった競走馬の馬生についてとかそういう内面的な事に魅力を感じるようになったのです。
去年秋には「そうだ競馬場へ行こう!」と思い立ち阪神競馬場へ3度出掛けました。(ホントはもっと行きたかったけど指定席が当たらず)
ここで写真撮るの楽しくね?ってなりました。
んで今年3月27日(日) 中京第11R(晴・重)、個人的な転機が訪れます。
GI、高松宮記念を観る為に名古屋へ遠征しました。
キッカケはただの気まぐれと推し馬のメイケイエールちゃん悲願のGI制覇を見届けたいなと。(なお5着)
このレースを勝ったのはナランフレグ号(牡6)でした。
鞍上は16年目のベテラン、丸田恭介騎手。
ここまで重賞こそ勝っていたものの、GIには手が届かず未勝利でした。(そもそもGIの騎乗が少ない)
ナランフレグは前走、前々走と凄い追込を見せておりここはチャンスがありました。
乾坤一擲、ドロドロの重馬場の内を掻い潜って抜け出したナランフレグがクビ差勝利。ゴール前、どれが勝ったかわからないぐらいの大混戦でした。
そこでガッツポーズを見せたのが丸田騎手であり、彼のGI初制覇を見届けられました。
ここまで長かった上に、ずっとお世話になっていた師匠の宗像調教師(なんとこちらもGI初制覇)に捧げる大きな勝利です。
ウイニングランで何度も勝利を噛みしめる彼に観客から「もっと喜んでもいいんだぞ」の声。
もうそこからずっと泣いてました。丸田騎手も自分も。
今、思い出しながらも半泣きです。
ああ、こんな競馬場は素晴らしいシーンに出会えるんだなと、いたく感動してしまい現場観戦の虜となった訳です。
良かったら動画もあるのでね
↓ ↓ ↓
んで色んな意味で地獄(水分足りない、人大杉、とにかく暑い)を味わった6月の宝塚記念など経て、秋のGIシリーズが始まります。
ほぼ毎週GIがあるというこのシリーズ、たまらないですねw
と、いう事でこのシリーズの阪神開催はチケットが当たる限り全部行ってみようとなったのです。
京都競馬場改修の為、本来京都開催だったGI(秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯、マイルCS)が阪神で代替開催になっています。これらのGIを阪神で観られるのはまた20年以上後になりますしね。
あと中古でデジカメを買ったのもあって。
※超余談ですが、筆者は過去2度デジカメを買ったものの全く使いこなせず文字通りタンスの肥やしでした。ホンマに何故買ったしというレベル。そんな人が写真撮りたい、ってなるんだから不思議なモノです。
一番は丸田騎手のような感動をまた味わいたかったんです。
涙でデトックスするのにハマったんかなあw(そうなったのはももクロちゃんの影響特大)
そしてその機会は早くも訪れます。
10月17日(日) 阪神第11R(晴・良)、3歳牝馬三冠路線の最終戦、Gi秋華賞です。
優先出走権を掛けたトライアルレース、GIII紫苑ステークスを勝って本番に臨んだスタニングローズ号(牝3)。
鞍上は売り出し中の若手7年目の坂井瑠星騎手でした。
ここまで複数の重賞を勝っており、さらに交流重賞であるJpn1(国際規格は満たしていませんが日本の規格上はGI)のジャパンダートダービーを制していましたが、中央GIには手が届いていませんでした。
さらに2週間前には同期の荻野極騎手が念願のGI初制覇をスプリンターズステークスで決めたばかり。
彼には最大のチャンスが訪れていました。
そして本番、4コーナーを抜け最後の直線で手応え抜群のスタニングローズはそのまま先頭で駆け抜けました。
表向きは「大きな声を出しての応援はお控え下さい」な競馬場ですが、お金掛かってるだけに様々な声が飛び交いますw
かくいうアタシも応援していたジョッキーだっただけに「行けっ! 行けっ!」と興奮が抑えきれませんでした。
そしてGI初制覇が決まった瞬間に我が事のように大喜び。
思わずウィナーズサークルまで駆け足で行きました。
ついでに感動で半泣きですw
表彰式を終えて、勝利ジョッキーインタビューへ。
さぞかし感慨深いコメントが聞けるんだろうなあ…と思ってたら、これがとても冷静なコメントでして『あくまで最初の1歩を踏み出した』感じでした。
そういえば前述の荻野騎手もそんな感じのコメントでしたね。
最近の若い子はアッサリしてるなあ、なんてw
今年の秋のGIシリーズは『初制覇』がある意味キーワードでした。騎手が馬が初制覇を成し遂げたレースばかり。
昨年までの強豪がまとめて居なくなった事もあり、群雄割拠の時代ですかね。
ジュンライトボルト号でGI初制覇(チャンピオンズカップ)となった石川裕紀人騎手も大層喜んでましたが、感涙にむせび泣くっていうのじゃ無かったですね。まあ彼も若いしなあ。
となるとやっぱり苦労してきたベテランの初制覇が観たい訳で。最早目的が違ってきてる気がするなw
騎手の数が多かった80年代〜90年代と違って、今はその当時の半数ぐらいだそうです。
まあ時代も違って個性豊かな(清濁併せ呑む感じで)ジョッキーも多かったんですが。
いつも同じ騎手ばかりが大舞台を勝ってるのは正直面白くないなあ〜とは思うものの、いつも勝ってるから乗れる馬質が良いんですよねえ……。
かつては『馬が騎手を育てる』なんてケースもあったりして、この馬なら絶対にこの騎手、という組み合わせ(お手馬、主戦とも言いますが)も多かったんですけど、個人馬主が大幅に減りクラブ馬が増えた今は何よりも勝つ事を優先されているので、呑気に騎手を育てる余裕も無くなって来てますね。
それでも今年のリーディングトレーナーとなった矢作調教師は2人の弟子(前述の坂井瑠星騎手と古川奈穂騎手)を乗せ続けています。坂井騎手は今年キャリアハイの98勝、古川騎手も怪我があったものの去年の7勝を超える10勝をマーク。
特に古川騎手はそこそこ強い馬で度々負けていて、一部の競馬ファンからボロクソに叩かれてますが、それでも乗せ続けられています。
これは弟子を預ける調教師の強い信念がないと出来ない事で、矢作調教師が素晴らしいなあと感じています。
来年から調教師となる福永祐一騎手はかつて主戦だったキングヘイロー号を管理していた坂口元調教師からは「馬だけじゃなく人を育てなさい」とアドバイスされています。
きっと彼ならいい調教師になれるでしょうね。
………閑話休題。
えーっと、何の話をしてたんだっけw
なんか大きく道が逸れた気がする。
まあ、競馬ってギャンブルとしての面がどうしても目立ちますけど、色んなドラマが見られて面白いんですよ。
極端な話、入場券数百円(ただしコロナ禍においては抽選)で『推し』の写真撮り放題だし、迫力のあるレース観られるし、何より馬がカワイイです。
子供たちもたくさん来ていて「1番がんばえ〜」とか言いながら楽しんでいる様子です。
競馬場ってそんな現場なんですよ。
来年はある意味自分のホームである淀、京都競馬場が改修を終えて4年ぶりに復活します。
もう楽しみしかありません。
なお、京都競馬場初日とももクロ春の一大事 福山大会が見事にバッティングしています。
神は我に血の涙を流せと申すのか……。
春一だけは死んでも行かねばならない現場なので、本当に残念ですが淀を断念せざるを得ません。
とりあえずアタシは馬に触れたいw
体重のせいで乗馬は出来ないからなあ………(そこまで痩せる、という選択肢はない模様)。
なお競馬場ではおさわり絶対ダメです。
馬の場合は気性に依りますが、噛んだり踏まれたり挙げ句蹴られたりします。『馬力』という言葉があるようにこれらの事象が発生するとまず無傷ではいられなく、特に蹴られた場合は命に関わる案件になったりしますので、動物園にありがちな『ふれあい広場』でも馬がいる事はありません。
(厩務員の方々はこれらを乗り越えてなお馬のお世話をされています。頭が下がります)
ああ、でも触れて撫でたいんじゃよ。
馬が可愛くて仕方ないんじゃよ。
嗚呼。
【おわりに】
競馬場へ行くとデカいレンズを付けたカメラを持った若い女性がとても多い事に驚きました。
昔は紫煙にまみれ(今も地方競馬や場外馬券売場などはそんな雰囲気残ってるけど)鉄火場と呼ばれるほど殺伐とした空気でしたが。
それだけ開催側も色んな努力して来たんでしょうね。
随分と雰囲気が変わりました。
なのでみんなも競馬場に行ってみるといいと思います。
さて、次のブログ更新はいつになるやら………。
(不穏)