助け合って生きるのは当たり前 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

こんにちは。

広島でインクルーシブ教育と発達障害への正しい認識普及活動をしている

NPO日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

 

さて、この活動をするようになって約5年。

殊に思うことは、人はみんな不完全だということ。

 

つまり、誰もが大なり小なり苦手なところや欠落した部分を持っていて、

だからこそ助け合いながら生きていくことが必要だと痛切に感じています。

 

私は助ける人で、あなたは助けられる人と大それた区分けなどできるはずもなく、

誰もが人を助けたり、人に助けられたりしながら生きているわけです。

 

しかしながら、そんなことに気づくまでは、私もたいていの人が思うように、

自分は人に助けてもらわなくていい人にならなければいけない…と思っていたり、

できないことは人並みにできるようになっておかなければならない、

苦手を克服していかなければ人に迷惑をかける…等と思いながら

生きてきたように思います。

 

私も周りから影響をうけて何かしらの固定観念に縛られて

何かと無理をしながら生きてきたのでしょう。

 

でも、50年以上も生きると、

得意を活かせば、おのずと苦手が後ろから得意についてきて

さほど苦手な部分が目立たなくなるということが分かってきます。

そして、苦手なことは、得意な人に助けてもらえばいいと

開き直ることもできるようになってきます。

 

また、自分の弱みと強みを臆せず他人に平気で見せられるようにもなってきますから、

(人にもよると思いますが…)歳をとるということは

実に楽に生きられるようになるのだなと思うわけです。

 

それには自分についての深い理解が必要なわけで

一人であれこれ考えていても、そう簡単に自分理解が進むわけではなく、

 

人との出会いがあったり、何かしらの知識が自分の中に入り込んだ時に、

自分の経験と一致した時、ハッと気づいたりすることもできるわけです。

 

しかし、そんな機会もなく頭の中でグルグルと考えるだけの人生では

自分のことも他人のこともそう簡単には分からないというのが私の結論です。

 

そのため、私が運営しているNPO日本インクルーシブ教育研究所では

毎年、学習・発達支援員養成講座を開いています。

全8回もの連続講座を開催するのは

各々がまずは自分探しの時間が必要だという意味でもあります。

 

そのため、養成講座終了後、たいていの受講生がこんなことをおっしゃいます。

 

「発達障害のある子ども達を正しく理解しようと、

適切な関わり方を知りたいと、専門性のある支援技術を学びたいと思って

参加した学習・発達支援員養成講座だったのに、、、

実は自分のことを深く知る機会となり、

より良く生きるための考え方や生き方を教えてもらったように思います」と。

 

自分のことを知って、

人は初めて他者のことを理解できるようになるのだろうと思います。

おそらく。

 

そんな学習・発達支援員養成講座についてはこちらからご覧頂けます↓

NPO法人日本インクルーシブ教育研究所 第3期学習・発達支援員養成講座

 

この養成講座受講希望の方は7月9日(日)に説明会もありますので 

まずはこちらに参加されるといいと思います↓

NPO法人日本インクルーシブ教育研究所 第3期学習・発達支援員養成講座 無料説明会

 

説明会にご参加いただいた方には養成講座の受講料割引などもあります。

また、発達障害やインクルーシブ教育の基礎知識も得ることができます。

 

では、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。