不登校の子どもの心 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

こんにちは。
インクルーシブ教育と発達障害への正しい理解をすすめている
日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

さて、夏休みまっただ中のため
不登校の子ども達は少しは
気持ちがのびのびできるかな?と思っています。

実際のところ、どんな気持ちなのかは
本人のみぞ知るですが、、、

学校のある日は
「行かなきゃいけない。でも行けない。
外で遊びたいけど
何か言われるかもしれないから
家にいるしかない」と、、、

とても苦しい状況にいるのが
不登校の子ども達です。

皆さんは子ども達の
心の奥底の声に
耳を傾けたことがありますか?

子ども達が勉強は楽しい、
人と関わることが楽しい、
教師という仕事がステキに見える、
将来は学校で働きたい、、、
思ってくれるかな?と
考えると、、、
やはり、何とも言えないのが現状です。

誰のせいでもなく
私達大人一人一人の問題だと思います。

このあたりのことを
皆でどのように変えていけばいいかを
考えないといけない時が来ています。

実は、取材をしていると
学校という場所で
苦しんでいる子ども達が
実に多いということが分かってきます。

文科省では現在、有識者会議で
フリースクールのあり方などを検討していて、
国も動いていかなければならないほど、
不登校の子ども達が増えています。

そこで、不登校の子ども達がなぜ?
こんなにも増えてきているのかを
ここでちょっと考えてみませんか?

まずは、不登校を選んだ
子どもの気持ちをちょっと覗いてみましょう。

地球で生きる宇宙人さんが
「学校は、行かなくてもいい」と題して
心の内を書いていらっしゃいます。

「学校に行くことが、必要ない子どももいるよ。
そういう子にとって、
 学校へ行くことは、ただの負荷なんだよね。

それは、乗り越えるべきもの、
成長するための負荷ではなく、

ただの痛みで、必要ないものなんです。
いや、その子の心が死んでしまうよ。

あえて、言おうと思うけれども。

学校は、自分の中の何かを殺して、
身体や心をすり減らしてまで
行く価値なんてないよ」

ちょっと読んでみてください。

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