「祈り」というドキュメンタリー映画から学ぶ認知行動療法 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

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主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

ニューヨーク・マンハッタン国際映画際ベスト・グローバル・ドキュメンタリー・グランプリを受賞した「祈り」という映画を見たとき、エンディングのナレーションがすばらしかったので、ご紹介したいと思います。

「大きな事を成し遂げるために、力を与えて欲しいと神に求めたのに謙虚を学ぶようにと弱さを授かった。

偉大なことができるように健康を求めていたのに、より良きことをするようにと病気を賜った。

幸せになろうと富を求めたのに、賢明であるようにと貧困を授かった。

世の人々の賞賛を得ようとして成功を求めたのに、得意にならないようにと失敗を授かった。

求めたものは一つとして与えられなかったが、願いはすべて聞き届けられた。

神の意に沿わぬものであるにもかかわらず、心の中の言い表わせない祈りは全て叶えられた」

人生のありとあらゆる苦難は、ひょっとすると私達が謙虚に生きるために与えられているのかもしれないですね。

こうやって、よりよく生きられるように考え方を変える方法を認知行動療法と言います。もともとはうつ病の治療法だったようですが、最近では発達障害の人達にも有効と言われています。