北海道へ着いて二日目の夜だった。

夜、寝ている時に覚醒があった。クンダリニーではない。

意識は肉体にあったが振動もエネルギー感もなかった。だが体の周囲を強いエネルギーが満たしていた。

私を取り囲むエネルギーはかなり大きいようで肉体から数メートル離れたところでミシミシと何かが軋む音がしていた。同時に人間ではない何者かが数人、話している声が聞こえた。内容は聞き取れなかった。


実は前日、ラーメンを食べた。北海道へ来たので食べて見たかった。だが食べた後、気分が悪くなった。辛味のあるラーメンで食べている時から少し嫌な感じがしていた。数日後に今度は普通のラーメンを食べたがやはり少し嫌な気分になった。どうやら私の体はラーメンを受け付けないようだ。

さて、
一般に覚醒と言えば目が覚めるとか眠っていた感覚や能力が呼び起こされた状態をいうがクンダリニー覚醒と言えば体内の眠っていたチャネルが開いて(目覚めて)、クンダリニーエネルギーが体内に流入・上昇することである。

クンダリニー覚醒は通常、肉体の振動とともに大きなエネルギーの流れる感覚を得る。


クンダリニー覚醒はそのエネルギーチャネルが開いた後においても度々起こる。そして大きなエネルギーが体内を流れている時、意識は次元を超越し様々な超常的体験をする。私はこうした事由から覚醒を“チャネルが開くこと”から“大きなエネルギーの流入現象”において用いている。


“覚醒現象”はクンダリニーに限らない。クンダリニーより高次のエネルギーが流入して起こることもある。これらのエネルギーは主に体外チャクラから流入する。私はこれを体外覚醒と呼んでいる。クンダリニーエネルギーが体内のムーラダーラチャクラから流入することに対比したものである。

こうした覚醒、つまり大きなエネルギーの流入はなぜ起こるのであろうか。これについては既に何度も考察しているが一言で言えば気道の浄化である(と私は思っている)。

気道というのはエネルギーの流れるルートである。流れるエネルギーはプラーナである。プラーナもその振動数によって様々なレベル(次元)がある。肉体に存在するナーディー(気功で言う経絡)には四次元のプラーナが流れる。


クンダリニー覚醒は十数年に亘って数えきれない数を体験した。気道の浄化にこれほどの期間を必要とするのかは不明であるが年々覚醒の頻度が低下していったのは事実である。

 

奇経は大人になると完全に閉じてしまい、この奇経を元の状態に戻すのにはそこそこの時間は必要だろう。そして流入するエネルギーが大きくなるにつれて気道も太く且つより円滑に流れるようにする必要があるので覚醒の継続は不可欠と思われる。


体内気道が完璧な状態になると覚醒はなくなり、五次元のエネルギーの受け入れ準備に入る。

 

ライトボディが活性化してくると五次元のエネルギーシステム(アクシオトーナルライン及びアクシアル循環システム)が形成され、これが肉体の経絡に接続される。これによって肉体に五次元レベルのエネルギーの流入が可能となる。

アクシオトーナルラインはオーバーソウルと経絡を結ぶ高次エネルギールートでありライトボディに存在する肉体の経絡に相当するものである。このアクシオトーナルラインは経絡に沿って走っている。

 

そしてアクシアル循環システムは皮膚上のスピンポイントと身体の全細胞内のスピンポイントとを結びつけている五次元エネルギーシステムである。オーバーソウルからの高次のエネルギーはアクシオトーナルラインへ流れ込み、皮膚上のスピンポイントを経由して経絡、そして全細胞へと行き渡るのである。

クンダリニー覚醒は2019年の後半から明らかに大幅な減少が見られ2020年にはほとんどなくなった。その後2022年5月まで覚醒はほぼ皆無であったが2022年6月以降は月一ペースで起こるようになった。だが体内を流れるエネルギーはクンダリニーとは別物であった。クンダリニーの荒々しさが消えていた。これは振動数の高さを意味している。


2020年~2022年5月までの期間は肉体の経絡とアクシオトーナルライン及びアクシアル循環システム三者の統合期間と言ってよいだろう。

そして2022年6月からは統合されたエネルギーシステムが完璧に稼働しどんなエネルギーにも対応できるようにするための調整期間であろう。これはクンダリニーにおいても経験しているので間違いないだろう。

そして2023年にはメタトロンの波動による覚醒があった。メタトロンの波動は肉体を光の体へスムースに移行させるのに役立つと言われている。

以上が通常の覚醒と時系列の流れだがその他にも冒頭で述べたような覚醒が起こる時がある。このケースは昔からあり、主にお酒を飲み過ぎた夜など体に悪いものを入れた時に多かった。覚醒には気道だけでなく細胞の浄化機能もあるようだ。