目を閉じると目の前の暗い空間にぼんやりと虹が見える。脳波が下がると目の前の空間は明るくなるので虹がクリアに見えるようになる。虹は内側から紫、藍、青、緑、黄、橙、赤と並んでおり空に浮かぶ虹と同じである。
 

この虹を最初にはっきりとした形で認識したのは2021年12月のことである。実はその数か月前から虹らしきものは見えていた。だが暗い空間に黒い帯があってこれにうっすらと色が付いている程度であった。そんなわけで特に意識はしなかった。ちなみにこの黒い帯というのは虹の渦巻を横から見たもので天の川と同じである。


この虹は意識によって弧の方向や弧の角度、それに大きさも自在に変化するが何も意識しない時は下に向かって大きく弧を描いている。

弧の角度から判断すると虹の中心はハートチャクラである。ハートチャクラを中心に虹が円を描いているのである。このことから私はこれが(体内の7チャクラの)融合チャクラの姿なのかと思った。それはおそらく間違っていないと思うが「虹」には他にも意味がありそうだ。

 


人体をエネルギー場として見るとトーラス構造をしている。その中心を貫く孔は頭上から体の中心を通って足下に延びている。このチューブ状の孔がプラーナ管で、ここに体外からプラーナが流れ込む。


ハトホルの書(トム・ケニオン&ヴァージニア・エッセン著/ナチュラルスピリット)にKa(カー)を活性化・増強するためのエクササイズとしてプラーナ管集中法というのがある。エクササイズは幾つかあるがその中の一つに頭上と足下からプラーナ管にプラーナを流し入れ、これをハートチャクラに集めてそこで一旦留めた後、体全体に向けて放射するというのがある。この過程をアジナーチャクラで見ると興味深い。

 

頭上からプラーナ管にプラーナを流し入れると(アジナーチャクラの)スクリーンの上部から七色の帯が下りてくる。そしてプラーナをハートチャクラから外側に向けて放射するとハートチャクラから虹の輪が波紋のように広がっていく。


頭上から下りてくる虹はプラーナというより他に意味がありそうだ。七色のプラーナというのは聞いたことがない。

ライトボディの目覚め(大天使アリエル&タシラ・タチ-レン著/ナチュラルスピリット)によればライトボディの活性化に伴って頭頂の第四の眼から第三の眼にかけて虹のアーチがつくられるという。これは光の言語の解読装置とのことである。ライトボディのレベルが上がってくると脳の機能が変わって幾何学形や音色を通して思考するようになるという。

本書によれば様々な音が聞こえたり幾何学形や光の帯、色、ヘブライ文字等が現れたりするという。これらはすべて光の言語でライトボディが第九レベルになるとこうした幾何学形等が脈絡のあるもの、つまり解読できる状態になるという。


上記の通り私は2021年12月にクリアな虹を確認したが、年明けにはアジナーチャクラのスクリーンを虹が上から下りてきたり、目の前で大きな丸い虹を描いたりと様々なバリエーションを見せてくれた。

するとそれから数か月間、幾何学図形、ヒエログリフ、ヘブライ文字、漢字等がアジナーチャクラのスクリーンを流れていく映像が頻繁に現れた。その時はこれらが何を意味しているのか分からなかった。だが後に(高次の意識体が)私に知らせたいことがあるとそれが具体的な映像として現れ、しかも順を追って説明してくれるようになった。こうしたことが起こり始めると幾何学形や古代文字等は殆んど見かけなくなった。


ここ数年の私の体験はほぼ完璧に近い状態で「ライトボディの目覚め」に記載されている通りに進んでいる。本書を購入したのは既に20年以上前になるが当時は記載されている内容についてほとんど具体的にはイメージできなかった。だがいろいろな体験をしてきた今、改めて読み返すと本書の言っている意味が手に取るようにわかるのである。それは私の体験そのものである。