今日の未明、北米を中心に皆既日食が見られたようだ。私も映像で見たが太陽が欠けていく様子を見ていて球状チャクラを思い出した。月の侵入によって太陽がアーチ状に欠けていく。欠け始めから丁度15分くらい経過した姿を見た時、それはまさに球状チャクラそのものであった。このお椀状に欠けた部分に凸レンズ状物体が収まるのである。


球状チャクラの上部に収まり球状チャクラと一体を成す凸レンズ状物体についてはこれまで何度か触れてきた(*1)。

この物体は果たしてオーバーソウルなのか? 

これについてはずっと疑問であった。だが最近、私の中ではオーバーソウルであるという考えが強くなっている。


ロバート・A・モンロー(*2)によればオーバーソウル(*3)に到達するには4つの層を通過して行くという。最初の層が記憶の層で、ここには人生のすべてが記録されている。それは記憶に留まらず肉体を持って行動している己の全ての情報が蓄えられている。この層を抜けると二番目の層に入る。これは恐怖の層で人生における恐怖体験が存在し、オーバーソウルはこれを日々解放している。恐怖の層を通過すると三番目の層である感情の層に入る。この層には喜び、悲しみ、怒りなどの感情が溜め込まれており、これも恐怖と同じように日々夢などで解放される。感情の層の次にある四番目の層が信念の層である。これは自己の信念(のエネルギー)が壁として立ちはだかっている。この“壁”を抜けてようやくオーバーソウルと出会える。それは過去生の全ての“私”の集合体である。集合体はそれぞれが人格を持っているが集合体としてもひとつの意識を形成している。


私は記憶の層についてはよくわからない。だが二番目の恐怖の層はエーテル体であろう。肉体に近い二次元エーテルレベルには多くの恐怖がある。三番目の感情の層は感情体、四番目の信念の層は精神体で間違いないだろう。ということは記憶の層は肉体が形成しているのであろうか。そしてモンロー氏の言っている信念の層(壁)であるが、これは私がこれまでアジナーチャクラの壁紙と言っていたものと同じであろうか。脳波が下がってくるとアジナーチャクラに壁が現れるのである。この壁はコンクリートや石でつくられているように見え、まさに私の前に“壁”として存在している。


モンロー氏によればこの壁にはギザギザの孔が開いており(*4)、氏はここから出入りしていたという。私も壁に孔が開いているのを何度も見ている。そのほか壁が溶けるように消える様子も見ている。何よりも壁の上にプラーナ粒子で渦巻をつくれば簡単に壁に孔を開けることができる。

私はこの壁にプラーナ粒子の渦巻で孔をつくり、壁を何度も通過している。この孔を反対側の出口から出るとそこはパラレルワールドである。実はこの孔を抜けた時、私から二元性、ネガティブ思考、感情といったものが消えている。


私のアジナーチャクラに現れる壁は本当に信念の層なのであろうか?
私のチャクラとエネルギー体(感情体、精神体、スピリット体)は融合しているはずだ。ひとつのエネルギー場として融合している状態で信念の層なるものが存在しうるのだろうか?


パラレルワールドにおいて私は基本的に人格や記憶が入れ替わるが私本来の人格・記憶が残っている場合も少なくない。人格や記憶が入れ替わった場合においては定かではないのであるが私の人格・記憶がそのまま存在している時、私の思考は何の問題もなく機能している。だがその思考にはネガティブなものが一切ない。感情もほとんど動くことはなく、ただ物事が淡々と進む。条件反射的に感情が発現することはない。精神も感情も完全に開かれた状態にある。そしてスピリットのコントロール下にある。感情は感覚を(子供のように)そのまま表現し、精神体はもはや機能していない。

このようなパラレルワールドにおける状態と現在の私を比較すると「信念」はないものの思考の壁はあるかも知れない。感情も同様である。だがこれらは三次元物質界で生きていく上で必要なことである。私はそれを知っているのでそれらに影響されることはないのだが。

ここでもう一度、凸レンズ状物体について簡単におさらいをする。凸レンズ状物体は透明で完璧な凸レンズの形状をした非常に美しい物体である。凸レンズ状物体には中心部に小さな孔が開いており真上から見るとCD(ディスク)のような形をしている。

この凸レンズ状物体には無数の白く輝く光の点が存在している。実はこの光の点が最近増えている。2,3年前は光の点が同心円状に広がっていて何も存在しない空間も少なからずあった。だが最近は光の点が密集しその数は無数である。


凸レンズ状物体は球状チャクラの上部にチャクラと合体する形で乗っている。チャクラも凸レンズ状物体もトーラス構造をしており共に回転している。トーラス構造の孔からは虹がチューブ状のビームとなって真っ直ぐに延びている。この虹のビームにはこれを軸として回転するドーナツ状物体がそろばんの珠のように何十、何百と並んでいる。このドーナツ状物体の中に凸レンズ状物体がある。凸レンズ状物体はその周囲を靄のようなものが取り巻いており、これがドーナツのように見えるのである。

つまり、チャクラから延びる虹のビームには何十、何百、もしくはそれ以上の凸レンズ状物体が連なっているのである。そしてさらに凸レンズ状物体を伴った虹のビームは幾つもの他のビームと繋がり広大なグリッドを形成している。このグリッドはエネルギーが流れる通路でもある。もしかしたらすべての人のオーバーソウルは互いに繋がっているのかもしれない。


(*1)テーマ:「凸レンズ状物体」参照
(*2)ロバート・A・モンローは体外離脱の第一人者でOBE(Out-of-Body Experience)という略語の生みの親である。氏は自身の体験から体外離脱に興味を持ち、その科学的究明に努めた。氏はモンロー研究所を設立し、ヘミシンクという音響技術を用いることによって体外離脱体験をより身近なものした。
(*3)モンロー氏はオーバーソウルとは表現していない。氏は「向こうの私」と言っている。モンロー氏の原初の魂は時空の旅行者として地球を訪れそこから人間体験が続いているという。
(*4)孔を開けたのはモンロー氏自身である。体外離脱を繰り返すうちに自然と開いたという。