私は緑と太陽を求め毎日公園へ出かけている。徒歩15分くらいのところに大きな公園がある。

 

公園へ出かけると天気の良い日には朝10時ころになるとあちこちの保育園の園児が保育士さんに連れられてやってくる。多い日は優に100人を超える園児がやってくる。

 

公園はかなり広いので何百人来ても問題ない。公園と言っても遊具などはなく森と草地があるだけである。草地と言っても草はきれいに刈り取られているのでその上で自由に遊ぶことができる。

園児たちは皆、草地に入り追いかけっこをしたりして元気に遊んでいる。

 

私は毎日のように園児たちの遊ぶ姿を目にしている。そうした園児たちを見て私は思う。園児は天使であり私の人生の師であると。私も園児のようになろうと努力するがなかなか難しい。

 

園児たちに用意されているのは草地という場所だけである。それでも元気に楽しそうに遊んでいる。園児たちは毎回そこに楽しさを見つけているのである。これこそあるべき人生の生き方だ。

 

大人はこうした子供たちに変な価値観を植え付けないで欲しい。生きていく上で最低限の社会のルールは必要だが後は自由に育ってほしい。

“子供なのに”とか、“子供だから”とか、大人は子供を自分達より劣った存在と見ているようだが大きな間違いだ。彼らは尊敬すべき存在である。