球状チャクラ(*1)は私が昨年興味を抱き探索を始めたテーマである。

探索と言ってもそれが欲になるとよい結果は得られないので心が無にならないとだめだ。そのため機会に恵まれても事前に抱いていた疑問点はその時意識から無くなっている。興味を持ちつつその時を待つのである。そして運よく探索の機会に恵まれたらその時の好奇心に従って行動するのだ。

 

昨年は何度か球状チャクラについて手記を投稿したがどれも切れ切れのものであった。そこで今日は球状チャクラについてこれまでわかっていることをまとめてみたいと思う。


球状チャクラは文字通り球体をしているがその上部にはデススターを思われる大きな窪みがある。後で詳しく述べるが球状チャクラはトーラス構造をしている。そしてこの孔を取り囲むように何本もの帯(層)が走っている。

この層状構造は木星に似ているが各層はより明確に分かれている。球体は灰白色の層と黒っぽい色の濃い層が交互に並んでいる。幅は同程度であるが黒い層は盛り上がっている。この黒い層は赤道付近とその上下に計三本走っている。灰白色の層には粒子の流れがあり、それぞれの層は陸地と海を連想させる。

要約すると球体の上部にデススターのようなお椀状の窪みがあり、この下に灰白色の層→黒い層→灰白色の層とそれぞれが順番に並んでいる。


球状チャクラの内部は中心にクリスタル(でできていると思われる)の核がある。核は無色透明の美しい球体でその内部は非常に明るい。内部から見るとそれは完全な球体であり上下方向に三本セットになった経線のようなラインが何本も球体を取り囲むように走っているのが見える。球体の内部に居る私は鳥籠に入っているような感じである。

 

球体の外に出ると三本セットのラインが実は鋭利な三角状の盛り上りであることがわかる。これが球体をぐるっと取り巻いている。この三角状の盛り上がりは計八本あってすべてが真っ直ぐ且つ等間隔で球体を経線のように走っている。


球状チャクラをエネルギー的に見るとトーラス構造をしている。ヴォルテックスによってプラーナ他、高次のエネルギーをチャクラへ取り込み、そして放出、循環している。球体の周囲にはプラーナ粒子が雲状に取り巻いておりこれはブラックホールの降着円盤に似ている。これがヴォルテックスに流れ込みチャクラに取り込まれる。
 

球状チャクラは上記のように孔を中心に層を形成しているが最上部のデススターのような窪みはエネルギー的にみるとそこには凸レンズ状物体がある。

凸レンズ状物体はその名の通り凸レンズの形をしており、うっすらと緑が射した非常に美しい透明な物体である。その内部は発光する無数のプラーナ粒子で満ちている。

 

この凸レンズ状物体には薄い膜がある。この膜はアジナーチャクラの壁紙(*2)になっている。凸レンズ状物体は様々な映像を映し出すスクリーンであると同時に異次元のポータルでもある。映像の世界へ入ればその世界へ行くことができる。

 

凸レンズ状物体の表面にある膜もスクリーンの機能を有しているがこちらはどちらかというと映像の青写真的なものと言ってよい。二次元(三次元も存在する)の絵画状態の世界はこの膜に映し出されたものだ。この膜は容易に孔が開くほか溶けるように消えてなくなることもある。プラーナはその孔を通って凸レンズ状物体ほかチャクラに取り込まれる。意識で粒子の渦巻をつくると膜には孔が簡単に開く。この時プラーナが孔を通って凸レンズ状物体に流入するのを見る。凸レンズ状物体の表面のすべてがプラーナの取り込み口となり得る。


冒頭で述べたように球状チャクラはトーラス構造をしているがその孔は次元のポータルになっている。意識で創った粒子の渦巻の孔も同様に次元のポータル(ワームホール)となる。


尚、目を閉じると虹色の大きな渦巻が遠方にあるのが見えるが、私はこれをいつも斜め上から見ている。この大きな虹の渦巻こそトーラス構造をした球状チャクラの孔に流れ込むプラーナ粒子が形づくるヴォルテックスである。

チャクラの球状化はハートチャクラから始まっている(と思われる)ので孔はもともとはハートチャクラである。ハートチャクラは体内七つのチャクラの中心である。

目を閉じた時、私の視点はアジナーチャクラの位置にある(これは私がアジナーチャクラを使って見ているから)。中心であるハートチャクラから三分の二ほど外側に寄った場所である。そしてこれは銀河系と太陽系の関係でもあり宇宙の相似性を感じる。


(*1)通常、チャクラは砂時計を横にしたような形で体の前と後ろ(正面と背)にラッパ状に開いている。本書によればライトボディが活性化してくるとチャクラはその中心部(砂時計のくびれた部分)から開きはじめてチャクラが球状になるまで開き続けるという。これが球状チャクラである。球状チャクラはすべてのチャクラが一つの融合したエネルギーフィールドとして一体化するまで球体はサイズを拡大させる。
(*2) アジナーチャクラでは常に何種類かの映像が映し出されている。映像と言っても石の壁や草地、幾何学模様といったものである。これはアジナーチャクラにおけるパソコンの壁紙のようなものである。