「ライトボディの目覚め」(大天使アリエル&タシラ・タチ-レン著/ナチュラルスピリット)の中にメタトロンの波動という言葉が出てくる。

本書を読んだだけではそれが何なのかよくわからない。

 

本書によれば第八チャクラ(頭上20センチ)から足の下20センチくらいまで体の中心を通って直径10センチほどの光の柱が真っ直ぐに延びていて、ここをメタトロンの波動が移動するという。メタトロンの波動は磁気波、電波、重力波の形態をとってこの柱のアルファチャクラとオメガチャクラ間を移動するらしい。

この光の柱の中心には直径4.4センチほどの光のチューブが走っている。これはプラーナ管である。メタトロンの波動はプラーナ管内部のプラーナを刺激しこれを支えるのだという。


私は身体の中心を上下に走る直径10センチほどの柱の存在は以前から感じていた。この柱をエネルギーの塊が勢いよく上下した経験もある(*1)。

実はこのところ、この柱に大量のエネルギーが流れ込んできている。その理由やそのエネルギーがどこからやってくるのか全く分からないが柱に意識を向けると体の前面と背中全体が熱くなる。特にチャクラの位置が熱く中でもハートチャクラが熱い。背中は肩甲骨の間が最も熱い。ソファで背もたれに寄りかかっていると背中が焼けるように熱くなる。同時にハートチャクラもかなり熱くなるのでこれは猫背になって柱(気道)が塞がるためだろう。このエネルギーは熱さの中にピリピリとした電気的な刺激が混ざっている。この電気的な刺激によって少しひんやりするので熱さに関してあまり不快感はない。大天使メタトロンというと炎の柱が有名らしいのでその波動を熱く感じるのは当然なのかもしれない。


私はプラーナ管集中法(*2)を何年も続けているが最近はメタトロンの波動が流れるこの光の柱に意識を向けている。なぜかわからないがそうしなければいけないという感覚がある。実際この柱には熱いエネルギーが流れ込んでいるので場所を意識しやすい。それに柱に意識を持って行くと自然と背筋が伸びて姿勢が良くなるのがよい。


メタトロンの波動がどのような種類のエネルギーであるかはわからないが私にとって重要な意味があることは間違いない。この光の柱に意識を集中することはプラーナ管のプラーナにも大きく関係しているので結果的にプラーナ管集中法にもなっている。


プラーナ管集中法について少し補足するとこのエクササイズは非常に効果的である。私自身その効果に驚いている。何に有効かというとそれは感情の垢である感情パターン(*3)の浄化である。前回私は自分の周囲で何が起ころうと感情に影響しなくなったと言ったがこれこそプラーナ管集中法による成果だと思っている。


ハトホルの書(トム・ケニオン&ヴァージニア・エッセン著/ナチュラルスピリット)によればKa(*4)は感情体と深く絡み合っている。Kaの振動は感情体にも大きく影響を与える。Kaが強力であれば恐怖や怒り、その他ネガティブな感情が湧いてきても(感情体が振動を始めても)影響されにくい(*5)。それにプラーナ管には感情体の振動を抑える働きがあるという。これによって感情が膨らむのを未然に防いでいる。費用ではないがプラーナ管集中法のコストパフォーマンスは非常に高い。お奨めのエクササイズである。

(*1) 「メタトロンの波動」参照
(*2) プラーナ管集中法とはハトホルの書で提唱されているKa(カー)を活性化し増強するためのエクササイズである。これによって感情パターンが浄化されるのである。感情パターンの浄化によって高次の意識への移行がスムースになる。Kaが発達すれば意識も必然的に変わっていく。Kaの強化はスピリチュアルなものすべての礎になる。
(*3) 感情パターンは感情の条件反射である。特定のシチュエーションに遭遇すると同じ感情が現れるように感情体に記憶される。
(*4) Kaは肉体の次の身体である。エーテル体ともいうがエーテル体の概念がバラバラなのでKaの名称で統一したい。このKaとそのオーラを合わせたものがプラーナ体である。尚、幽体は(これは私の考えである)プラーナの流れるナーディで構成された体である。ナーディは体中を網の目のように張り巡っている。いわば血管と同じである。ここにプラーナが流れることによって形成されるエネルギー場がKaである。このためKaは肉体と同じ形状を持ち肉体に重なって存在している。
(*5)私は体外離脱時に自身のプラーナ体(Ka+オーラ)を確認したがプラーナ管集中法を始める前と比較して何倍にも拡大していた。このようにKaが強化されたことによってネガティブな感情に影響されにくくなったと思う。