先日ブルース・モーエンが見たオーバーソウルに触れた。氏によれば輪廻による数千にも及ぶ人生の人格が一つディスク(円盤)を形成し、このディスク上にすべての個々の人格が光の点となってそれが同心円状に存在しているという。

実は私はこの話を聞いてすぐにピンとくるものがあった。それは私がいつも見ているものだったからだ。


その私がいつも見ているものというのは凸レンズ状物体である。
凸レンズ状物体というのは昨年の夏の短い期間にアジナーチャクラに突如現れた謎の物体である(*1)。
それは完璧な凸レンズの形状をしている。レンズは透明だがうっすらと緑が入っており非常に美しい。凸レンズ状物体には中心部に小さな孔が開いており真上から見るとCD(ディスク)のような形をしている。この凸レンズ状物体にはその表面に無数の白く輝く光の点が存在している。

 

この凸レンズ状物体は球状チャクラ(*2)の内部(*3)に存在している。球状チャクラは中心を貫く孔が開いており、いわゆるトーラス構造をしているが、その中心部にはクリスタルでできた核がある。このクリスタルの核には孔はない。これだとトーラス構造であるチャクラとのつじつまが合わないがこれはおそらく両者の次元の違いだ。チャクラは多次元構造をしているのである。チャクラだけでなく我われの意識、肉体もそうである。すべてが多次元的構造なのである。

ところで先日、私は肩甲骨の間から延びる太い紐に引っ張られて後ろ向きに高速で移動したという話をした。実は既に20年以上前から私は体外離脱時にいつも後ろ向きに移動していた。物質界のような世界を移動するときにはこのようなことはほとんどなかったが肉体から離脱した直後の次元間移動の時によく経験した。当時はなぜいつも後ろ向きなのか不思議に思っていたがこの紐が理由だったのかもしれない。


この紐は幽体(*4)にもついている。この幽体と肉体を繋ぐ紐は一般にシルバーコードと呼ばれる。体外離脱の第一人者で知られるロバート・A・モンロー氏(*5)によればシルバーコードも幽体の肩甲骨の間から延びているという(*6)。オーバーソウルと繋がっている“意識の紐”も肩甲骨の間から延びており場所は同じである。私が思うに両者は同じものである。この紐も当然に多次元構造をしているであろうから、それぞれの次元で紐は存在しているのだ。私が体外離脱の直後、次元間移動をしている時に後ろ向きに移動していたのは訪れようとする次元に対応する紐で引っ張られていたのかもしれない。

球状チャクラは渦巻(ヴォルテックス)によってプラーナ粒子を取り込んでいる。目を閉じると目の前の空間にチャクラに流れ込む粒子が渦を巻いている姿が視界全体に広がる。この時、目の焦点(意識)を渦巻から少し遠方に向けると無数の光の点が同心円状に広がっているのが見える。これが凸レンズ状物体である。

冒頭で述べたようにこの凸レンズ状物体を真上から見ると円盤状に見える。そしてそれは動いている。その動きは一見すると回転運動であるが回転はしていない。45度くらい回ると停止し今度は逆方向へ回り出す。これをずっと送り返している(だが時に半周くらい回転することもある)。
 

この円盤(凸レンズ状物体)は無数の発光する点で満たされている。この無数の発光する光の点は円盤の表面に貼りついているかのようにそれ自体は動かない。円盤が回転するとそれによって無数の光の点も動くがそれぞれの光の点の間隔は変わらないので確認は容易である。それは銀河の動きと全く同じである。そして円盤の中心部には孔が開いているはずだが孔は見えない。渦巻でプラーナ粒子を取り込んでいるので孔はあるはずだが見えないのである。おそらく孔は極めて小さい。上でCDのようだと言ったがCDの孔よりずっと小さい。これは昨年見た凸レンズ状物体の孔よりはるかに小さい。不思議なことに孔はどんどん小さくなっている。CDの孔がレコード盤の孔サイズになり今はさらに小さい。もしかしたら円盤が大きくなっているのかもしれない。


この円盤(凸レンズ状物体)に存在する無数の光の点であるが私は最初、活性化したプラーナ粒子だと思った。だが全く動かないのは不自然である。無数に存在しているのにそのすべてが全く動かないのである。それに同心円を描いているのも不思議だ。
光る点がプラーナ粒子でないとすればこの円盤はオーバーソウルなのではないか。無数に存在する光の点はかつて存在した私の人格である。であればその数は数千より遥かに多い。
そしてオーバーソウルと思われるこの凸レンズ状物体は球状チャクラの内部に複数ある(確認したのは一度だけであるが)。そして凸レンズ状物体の動きをみていると回転運動の他に凧のような動きを見せる。紐で繋がれて揺れ動いているように見えるのだ。おそらく凸レンズ状物体同士を繋いでいる。そしてその先の中心にあるのがクリスタルの核のようだ。
もしオーバーソウルが複数あるのなら地球の生命系以外のものだろう。さらに言えば球状チャクラの孔から延びるビームにはこの凸レンズ状物体が何十、何百と連なっているのである。

 

自己の内には宇宙がある。そして真実がある。体外離脱は次元間の移動であり物理的な移動ではない。チャクラは他の次元と繋がるポータルである。自己のチャクラを通して様々な次元へ行くことができる。体外離脱は実は体内離脱なのである。
今、私のチャクラは融合し、エネルギー体とも融合している。それらはひとつのエネルギー場を形成しオーバーソウルとも繋がっているのである。チャクラの孔から延びるビームに連なる数多くの凸レンズ状物体は私以外のオーバーソウルとの繋がりかもしれない。

(*1)凸レンズ状物体は2022年の8月下旬に一週間ほど現れ、その後10月30日、31日と現れた。8月は凸レンズ状物体が出来て完成形に至るまでの過程が示され、10月はそれがどこにどのように存在しているかを示すものであった。
(*2) ライトボディが活性化してくると体内の七つのチャクラは球状化・融合し一つのエネルギーフィールドが形成される。チャクラの融合は感情体、精神体、スピリット体の三つのエネルギー体の融合を促し、チャクラとエネルギー体は一体化した一つのフィールドになる。
(*3)球状チャクラの範囲をどう定義するかで変わってくるが球状チャクラ本体に付随しているのは確かである。
(*4)幽体について
“幽体”とは何か?であるが私の考える幽体は次のようなものである。
幽体はプラーナの流れるナーディで構成された体である。ナーディは体中を網の目のように巡っている。いわば血管と同じである。ここにプラーナが流れることによって形成されるエネルギー場がKa(カー)である。幽体に触れるとヘチマタワシをさらにきめ細かくしたようなザラザラした感触がある。幽体は2,3メートルしか移動できないがKaは自由に移動できる。

(*5)ロバート・A・モンローは体外離脱の第一人者でOBE(Out-of-Body Experience)という略語の生みの親である。氏は自身の体験から体外離脱に興味を持ち、その科学的究明に努めた。氏はモンロー研究所を設立し、ヘミシンクという音響技術を用いることによって体外離脱体験をより身近なものした。
(*6)幽体離脱は私もかなりの数を経験しているがほとんど学生時代である。最も新しい体験でも2002年のことであるから既に20年以上経過している。そのため幽体に関して私はほとんど知識を持ち合わせていない。