先週には次女高の年間行事としては最も力の入る体育大会も終わり
主役として後輩たちに古き良き伝統を伝えながら
高校生活最後のイベントに全力投球であたった高3生たちは
その終わりのセレモニーを号砲に一斉に大学受験へと走り出したという。
高2生や高1生もまた先輩たちのその姿に学び1年後、2年後の己の姿を重ねながら
気を緩めることなく秋からの学習に当たっていくのだろう。
次女も実力テストの後も特に学習ペースを変える様子はなく
日々課題の消化に淡々と取り組んでいる。
1年前の次女のことを思い起こすと今はまるで別人のようだ。
あの頃の次女は高校受験の勉強はもちろん課題の先取り学習にも身が入らず
いつも僕や家内の目を盗んでは「原神」にふけり
見つかって怒られると反省しているフリはしてもその実は反省することもなく
12月の期末テスト期間中にまだゲームをやっているところを見つかり
ついにスマホとタブレットを完全に没収されるに至った。
今思うとこのデジタルガジェットとの距離を空けたことと
高校に入って翌日の予定をto do listにすることを習慣化できたことが
次女が変わることのできた大きなファクターではなかったかと思う。
次女は今も日中は家の鍵につけたAirTagくらいしかデジタルアクセスを持たず
夜は翌日のクラスルームや部活の連絡の確認に
いちいち家内にスマホの使用を申し出ている。
電車の時刻表も紙のものを持ち歩いているし
英語のリスニング音源などは家内のスマホをいちいち借りている。
そして今では本人もそのことに対して特に不満もない様子だ。
To do list の方は何度か切れそうになったときに
「これはキミとお父さんとを繋ぐヘソの緒みたいなものだから
キミが巣立つ大学入学まではつながっていようよ」と話したら
本人も納得した様子で以来真面目に続けてくれている。
もちろん僕の方もひとことメッセージの返信を欠かしたことはない。
長女などは中学に入ってからは手がかかったことがなかったが
世間では「手がかかる子ほどかわいい」と言うように
次女はほんとうに高校生になってまで子育てを楽しませてくれている。
さて秋の次女の学習イベントを整理して頭に入れておこう。
10月は英検(6日)と中間テスト。
11月は全統高(4日)と第3回実力テスト。
12月が期末テストと程よく気を抜く暇もなさそう。
1月の共テ同日はもちろんフル受験。
そして2月は東大同日模試と考えるとホント1年なんか秒で過ぎていきそうだ。