ここ数年の円安トレンドのなかで税収は過去最高額を更新し続け

国全体としては良い循環にはいっていることは明白だが

年齢が若かったり住宅ローンなど負債が大きかったりと

投資できる資産が十分にない家計にとっては賃金上昇の遅れも相まって

輸入物価の高騰という悪い影響ばかりを被る事態となっている。

 

いっぽう投資資金があったとしてもこの円安、株高、金利安のレベルで

株や債券に買いから入るのもなかなか勇気がいるので

手をこまねいて見ているとまるで嘲笑うかのように

捕まえることができないままにさらなる株高へと流れていく。

 

世代間の格差や投資知識の格差によって

富むものと富まざるものの差は広がり続けるばかりである。

このような時代になっても金融教育は各家庭頼みのいま

僕もこれから社会に出る子供達に

お金についていったいどのようなことを伝えるべきなのだろうかといつも迷う。

 

勉強は確実に結果を返してくるが投資に確実はない。

しかしそのことを踏まえてもいま日本は各家庭任せの不正確で曖昧な知識ではなく

世界基準の金融教育が求められているのではないだろうか。

次女が近頃始まった「情報」という勉強に取り組んでいるようだが

この先は同じくらい大切だと思われるお金の勉強も

ぜひ高校生までの教育に取り入れてもらいたいものである。

 

 

 

さて来週に控えた保護者会に向けて期末テストの結果もどんどん返ってきている。

前回80%を切った英文法は今回見事に挽回で94。

テキストであるチャート式新新総合英語の音読を今回は丁寧にやっていたからかな?

そして同じく80%を下回っていた物理も87で先生に褒められたと喜んでいた。

物理は重問開始を目標に日々頑張っているおかげだろう。

他に現代文79、古文92となかなか良い結果を出している。

(地理は72点と微増も相変わらず低迷…今回も一夜漬けっぽかった)

 

中間テストから落とすことなく

むしろ中間テストで要領がわからず取りきれなかった教科も

しっかりと取り返していっているようなのでほんとうにホッと一安心した。

これまで幾度となく勉強をサボりゲームに興じ本に耽って

まさかの急降下を繰り返してきた次女だけに

今回もそのシナリオが頭をよぎったが

なんとか踏みとどまってくれたようだ。

 

(余談だが先生方が熱心で優秀すぎる。

数学はテストが終わると即日先生自らの解説動画が配信されるし

英語もひとつ質問に行くと1時間近くも関連の話を含めて解説してくれるという。

聞けば国数英担当のほとんどの先生方は東、京、工ご卒業ということらしく

地域1番高校への優秀な先生の全振りぶりがスゴイ!)

 

 

確実なお勉強、不確実な投資、

どちらもこれから生きていく上でとても大切なことだから

その車の両輪を子供達が社会に出るまでに

確実にしっかり身につけられる社会であって欲しいと願う。