ズブロッカです。
言わずとしれたポーランド生まれのフレーバード・ウォッカ。
(まぁ、ロシア版もあるけど)
そういう意味では、広い意味でのアクアヴィットとも言えますね。
ポーランドの世界遺産である
「ビアウォヴィエジャの森」
という森で採れるバイソングラスを漬け込んだウォッカ。
土地ではバイソン。聖なる牛です。
青リンゴや桜もちを思わせる柔かな香りと、爽やかな飲み口が特徴で、とても人気があります。
その香りに何とも和風な印象を感じ、まず8割の洋酒ラバーは若かれし頃一時期、自宅の冷凍庫にズブロッカを冷やすという現象がおきます。
まぁ、洋酒における思春期みたいなものですね (笑)
(≧∇≦)
さて、ポイントはこの草なのですが。
森にて刈り取られたバイソングラスは、自然乾燥を経てエッセンスを抽出します。
1回目は水で、2回目はアルコールによる抽出を行い、2段階の連続抽出を行うための特別なタンクを用いているそうです。
こうして抽出された香り豊かなエッセンスがズブロッカ独特のフレーバーを生み出すわけですが、
飲み切ったズブロッカの中に残ったこのバイソングラスの草をノーマルのウォッカに入れ、何とか二番だしをとろうとしたバーテンダーも少なくありません。
出ないけどね。( ̄◇ ̄;)
多くの人にとって、色々な「若かれし青さ」を含んだ、今となっては「思い出の酒」に近いボトルではないでしょうか?
いかがですか?
久しぶりに飲んで見るのも。
初春にはうってつけですよ。
そして、クワトロばりに一言。
「これが若さか。。。」