日本文化を伝えているお教室の先生、小売店、
新しいお客様を獲得することで、販路拡大を目指す商店の方へ。
外国人観光客の来店を取り入れることにより、今あるビジネスに+αの売り上げを作る、
「最初の第一歩」インバウンド・アドバイスをしております、倉中梨恵です。
突然ですが、日本の総人口は、2060年には8,674万人になると推計されています。
これは、現在の70%くらいに減るということです。
しかも、2060年の時点で、国民の約2.5人に1人が65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推計されています。
内閣府データhttp://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/zenbun/s1_1_1_02.html
年金といえば、私たちのおじいちゃんおばあちゃんは、それで生活していたし、「私たちももらえるよねー。」と何となく思ってしまいがちですが、今後はそうはいかなくなるのではないでしょうか![]()
年金がもらえる年齢は10年先の75歳からになると言う話も出ていますし、
金額もお小遣い程度で、それで生活できるものではないだろうな、と思います。
それまでに自助努力と言っても、限界があります。
サラリーマン(銀行員)をしていたときも、正社員でフルで働いても、ほとんど手元に残らないな、と思っていました。
銀行員と言っても、女性の地域限定職員の給料は、大卒で入社して、5年目でも22万3千円でした。税金もそこから引かれます。
もちろん、毎日ぼーっと座っているだけの仕事ではありません。
毎日お客様や上司に怒鳴られ、窓口営業もし、新人育成にも関り、休む暇なく対応してもです。
で・・・これで、老後の年金も微々たるものだったら、どうやって生活するの?と思いました。
「地域限定職員」は、女性限定の職種で、男性と共働きで結婚することを前提としたタイプだったので、少し特殊ではありますが、
似たような状況の方は、女性のみならず、男性もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
老後破産する人が増え、若い生産年齢人口が減り、全体的な人口も減るということは、単純に考えて、サービスや物を買ってくれる日本人のお客様の数が減っています。
そこで、外国人観光客の数を増やし、日本でお金を使ってくれる人の数を増やしたいと考えられているのです。
