インバウンド モノからコトへ。体験ブームは来るのか? | アテンドEnglish! 英語で外国人を案内&外国人向け教室のつくり方

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英語を話せるようになるには、実践で話すことです。訪日外国人向けガイドになって、英語ペラペラになる方法や、外国人向けの教室開業方法をお伝えしています。今、英語が話せなくても大丈夫!和食、着物、茶道を教えたり、ガイドになることで、3か月で話せるようになります。

英語ができてもできなくても、多言語サイトやSEO対策以外で、口コミを活かした方法で、

外国人観光客の集客をゼロから3倍に増やす、インバウンドアドバイザーの倉中梨恵です。

 

このブログでは、

 

インバウンドに取り組んでいるけれど、

英語のホームページを作っても反応がない。

海外SEO対策や広告を出しても効果がない。

Facebookページを運用しても集客につながらない。

 

とお困りのインバウンドご担当者の方、文化体験施設の方に、

海外SEO対策や、多言語ホームページ制作以外の、口コミを利用した方法で、

外国人観光客を集客する方法や、インバウンドの情報、現場の生の情報をお届けしたいと思います。

 

 

中国人観光客の「爆買い」ブームが過ぎ去ったと言われる最近、

次は、観光での「体験」がブームになるのでは?と言われています。

 

「体験」というのは、相撲観賞や、サムライ体験、茶道体験・書道体験・いけばな体験、忍者体験といったものです。

 

現場では、12月で観光客数が少なくなっている時季ということもあるのか、「体験に来る中国人観光客が爆発的に増えた」というような、大きな変化の流れはまだ感じられていない状況です。

ただ、最近やたらと「体験予約サイト」ビジネスが増えたと思います。

元々あるサイトに加えて、新規に中華圏向けの「体験予約サイト」から入会案内がたくさん来ています。

中国人の方が爆買いの次は「体験」という流れが予想されているようです。

 

もともと、京都では「きもの」レンタルは中華圏の方にすごく人気だったと思いますが、その他の伝統文化体験にもブームが来るのでしょうか?

 

きものは、言語による説明は要らず、「着て街を歩く」「変身する」ことで満足されている方が多かったから、ブームが来た面もあると私は思います。

中国語による説明が必要な伝統文化体験は、通訳なしではハードルが高い部分も大きいのではないでしょうか?

 

体験予約サイトを中国語(繁体字・簡体字)で募集をしても、実際来てみて、中国語対応していないとなると、難しい体験もたくさんあると思います。

 

弊店の茶道体験にも、中国の方は来ていただいていますが、通訳の面でハードルがあるのかなと感じることがよくあります。

私は、英語はできますが、中国語はできないのです汗

日本文化について勉強されているガイドさんは、さらっと「日本語から中国語」(中国人ガイドさんは、英語より日本語の説明を求められます)に通訳してくださることもあります。

しかし、あまり伝統文化体験に詳しくない通訳さんは、全くと言っていいほど通訳ができずに、お客様にも伝わっていない、むしろ通訳を介さず、お客様に英語で話した方がましだということがよくありました。

 

中国語対応できる「受け皿」も、整えていくべきなのかもしれませんね。