理性、常識、罪悪感 | アスリートな薬剤師のリトリートブログ

アスリートな薬剤師のリトリートブログ

岡山県備前市「いんべ薬局」勤務。スポーツファーマシストの資格を持ち、アンチ・ドーピング活動に力を入れております。
現実社会からのリトリート(避難所)としてブログをつづります。
トレイルランニング、マラソン、アンチ・ドーピング情報などを書いていきます。

何か1つのことを極めた人は

他のことを
あまり知らなかったりします。
もちろん全てにおいて
幅広い知識を兼ね備えた賢者も
数多くおられます。
だけど偏った人が多いのは事実
 
所属している
アンチ・ドーピング委員会が
ある高校の体育科に対して
アンチ・ドーピング講習を行なった際
彼はその場にいました。
話を聞いていたはずです。
 
僕の担当は1・2年生
その当時の僕のボスが
3年生を担当して
彼は3年生の中で
ボスの話を聞き
その後テレビ取材で
感想を述べていました。
 
その月に行われた
ドラフト会議で
オリックスバッファローズ
に指名され
プロ野球選手となりました。
それ以来ずっと応援していましたが
大した活躍もなく・・・
 
免停中に事故を起こし
オリックスを解雇され・・・
 
そして今回の事件です。
どちらもやってはいけないこと
そんな事は百も承知のはず
 
ある年に契約更新されなかった
Jリーガーと年末に飲みに行き
就職相談を受けた日のことを
思い出しました・・・
「僕、小さい頃から
ほんとサッカーしか
やってきてないんです。
何も知らないんです」
とは言いつつも
良識は持っていてました。
現在は公務員として活躍している
ことでしょう。
就職が決まった時も電話くれました。
 
一歩間違えれば
「何も知らないんです」
理性や常識
さらに法の意識
そこまで広がるのかと・・・
「野球しかやってこなかった」
彼のことが・・・
善悪の判断も出来なかった
彼のことが・・・
可哀想にも思えます。
 
FCバルセロナは
カンテラからサッカーだけでなく
教育を重視しています。
日本のクラブでは
ごくわずかだと思います。
ほとんどは地元のクラブに所属し
サッカー三昧の日々
特に一般的な教育などは
されていないものかと・・・
 
今後、指導者は子供達に対して
スポーツだけでなく
人間として成長させる責務も
求められなければ
ならないと感じています。
 
2度と彼のような選手を
出して欲しくない!!
応援する側として
切に願うことです。
 
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