天井裏の言葉:見えない部分こそがプロの真骨頂 | 【インバスケット】鳥原隆志 公式ブログ

天井裏の言葉:見えない部分こそがプロの真骨頂

おはようございます。

 

インバスケット研究所の

鳥原隆志です。

 

西日本は大雨ですか。

東京はまだなんとか

雨は降っていません。

 

もてばいいのですが・・・

 

さて、今日は

「見えない部分」

です。

 

私は20代の頃に

仕事に影響を与えた言葉を

頂きました。

 

ダイエーの店内にいた

ビルメンテナンスのおじさんです。

 

売り場にスポットライトを

付けてもらう際のことです。

 

「それほど丁寧にしなくていいですよ

 どうせ天井裏は見えないですし」

 

と私はおじさんが丁寧に

作業をするのを見て茶化すように

言いました。

 

 

当時の私は見える部分だけ

きちんとすればそれで仕事は

評価されると思っていたからです。

 

しかしそのおじさんは

こう答えました。

 

「そんな仕事したくないよ

 いつか誰からが天井裏を開けて

 ”この仕事は誰がしたんだ”と

 思われたくないからね」

 

この一言は衝撃を受けました。

しかも30年ほど経つ今も

私の仕事に影響を与えています。

 

結果がよければそれでよい

わけではなく

そこに至るまでの経緯の重要性

に気づいた出来事でした。

 

見えない部分の仕事は

報われない仕事かもしれません。

 

でもその部分の仕事を

丁寧に行うのがプロの仕事人

なのでしょう。