こんにちは

控えめな形成外科専門医

いなとみです🌾

 

気づけば11月ですねイチョウ

 

連日、多くの方が

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ブログすごい

 

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今後も皆様のお役に立てるような

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ってことで、今回は、

クマ治療と関わりの深い

 

”しこり”

 

について少々。

 

特にクマ取りの

失敗などについて

調べてると

しこりって出てくると思いますが、

 

よくあるのは

脂肪注入に伴うしこり

 

注入した脂肪が塊になって

固く残ってしまうんですね。

 

これは、触れるとわかるって場合が多く、

深い場所にあって、見た目の凹凸がなければ

大きな問題はありません。

 

ただ、浅いところや、

筋肉の中に入って塊になると、

笑った時などに

ボコっと出てきてしまいます。

 

これは、手術で取れる場合もありますが、

完全に取りきれない場合もあります。

 

脂肪注入の際に、

無理にtear troughの凹みを

脂肪で持ち上げてやるーって感じで

脂肪を入れちゃうと、

 

実際のtear troughの内側は、

骨に筋肉がくっついているので

ダイレクトに脂肪に入って

しこりになってしまいます。

 

脱脂、脂肪注入しかしていない

(裏ハムラをしっかりとやっていない、やったことのない)

ドクターだと、

その辺の解剖を実際に見たことがないため、

イメージがつきづらく、

 

気づかずに

筋肉内や浅いところに

注入している

 

なんてリスクもあるので、

 

脂肪注入を行う場合も、

しっかりと経験豊富なドクターを

選ぶのが大事ですね予防

 

 

 

あとは、ヒアルロン酸や

FGFなどの注入系のしこりも

要注意です。

 

ヒアルロン酸はいずれ溶ける

と思ったら、ちょっと間違いですパー

ヒアルロン酸は溶け切らずに

しこりとして残る可能性はあります。

 

FGFも不確定な要素が多いので

慎重に検討すべき治療かと思います。

 

 

さて、

今回の症例ですが、

40代女性

目の下に膨らみと凹みによる影がありますね。

脂肪、靭帯、凹みのバランスは👇

緑のところがtear trough(≒靭帯)ですね

目袋3脂肪とか言いますが、

今回問題となっていそうなのは

内側と中央の脂肪ですね。(実際にはもっと複雑)

こんな感じで、靭帯を剥離して、脂肪を移動、固定しました!

 

1週間後

内出血と腫れの様子はこんな感じ。

少し腫れは強めですが、

内出血は黄色っぽくて目立ちにくいですねニコニコ

 

そして1ヶ月後。

腫れも落ち着き、かなり自然な仕上がりです。

術前と比べると、影感がかなり改善しています二重丸

 

ただ、実は、

裏ハムラでも経過中によく、

点線部分のあたりに

 

“しこり”

 

があると、訴える方が割と多くいらっしゃいます。

 

え、裏ハムラでもしこりできるのか!?

と驚かれるかもしれませんが、

 

ご安心ください

 

移動させた脂肪が一時的に固く触れているだけで

ほとんどの方が1-3ヶ月で気にならなくなります。

 

まして、笑った時に違和感のある突出はしてこないので

気にせず、触らずにじっくり経過を見ていただければ

柔らかくなっていきますニコニコ

 

 

先程の方、横から見ても

涙袋の下から頬にかけての綺麗な膨らみ

オージーカーブがいい感じに仕上がっています星

 

 

ということで、

 

変に何かを入れて膨らませるより、

血流の良いその場の組織を利用して

凹みを埋める

裏ハムラ法は

 

しこりができにくいという

メリットもあるんですね虹

 

 

クマ治療について

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では、また次回お楽しみにー馬馬