こんにちは
控えめな形成外科専門医
いなとみです🌾
先日のお休みに
妻とモーニングに。
(朝から量多めですが)
テラスが気持ち良い
いい気候になってきましたね
さて、
前回の記事でなんとなく
クマ治療にも種類があるのは
お分かりいただけたかと思いますが、
仕上がりのイメージが付きづらい・・・
って方もいらっしゃるかと思います。
今回は、
クマ治療では
どんな変化が出せて
どこが変わらないのか
症例を見ながら解説いたします
今回は、40代女性。
目の下の膨らみが気になって、治療を検討していた際、
instagramでいなとみ🌾を見つけていただき、
ご相談にいらして下さいました。
ありがとうございます!
目の下の膨らみが大きく、
膨らみの下には窪みがあります。
また、目の上も窪みがありますね。
黄色が膨らみ、黒が凹みですね。
この膨らみと凹みのギャップが影になって、
黒くま(影くま)を作っています
また、点線で囲まれているところは
色素沈着をしている、
いわゆる茶クマです。
ちなみに、
クマの種類については
こちらをご参照いただければと思います
今回は
・上瞼も凹むくらい目を包んでる脂肪が少ない
・少し頬の脂肪が下がっている
ことから、
脂肪を取らず、脂肪を入れずに、
裏ハムラ
で施術を行いました。
術前
1ヶ月後
はい、膨らみが綺麗になって。
スッキリ明るい目元になりましたね
涙袋も強調されています
色素沈着による茶クマは残りますが、
凹凸によってできる影が改善するだけで
光の当たり方が変わって、
目立ちにくくなることが多いです
(この方も、メイクでかなりカバーできています)
で、大事なポイントは、
ちょっと斜めから
術前↓
1ヶ月↓
だいぶ、目の下滑らかになっています。
で、特に見て欲しいのが
術前は、
涙袋-目の下の膨らみ-頬
って感じで
3段がはっきり見えていたのが
涙袋ー頬
って感じの2段になっています。
クマ治療で目指す
綺麗な目元とは
涙袋の下で一回凹んで、
頬にかけて滑らかにふくらむ
2段構成だと言われています。
そしてこの綺麗な頬の膨らみは
Ogee curve(オージーカーブ)と呼ばれています
ってことで、
いなとみ🌾のクマ治療では、
この目の下の膨らみと
頬の膨らみをいかに一体化させるか
が大事なポイントだと考え
クマ治療=膨らみを治すだけ
ではなく、
目の下を綺麗に整える
と言うコンセプトで
治療を計画
施術を行っております。
ちなみに
この目の下の膨らみと
頬の脂肪を一体化させる上で
最も鍵となるのが、
靭帯の存在です。
目の下の脂肪と、
頬の脂肪の間には
靭帯があって、
それぞれの脂肪は
別々の空間に存在しています。
つまり
目の下の脂肪をとって、
凹みに脂肪を注入しても
越えられない壁があるんです。
だから、
いなとみ🌾がオススメする
裏ハムラ法は、
目の下の脂肪と、
頬の脂肪の間にある
靭帯を剥がして、
目の下の脂肪と、頬の脂肪を
近づけることができるので
脱脂(脂肪除去)、脂肪注入では
到達できない
綺麗な目元を作るために
有効な方法なんですね。
はい、
ってことで、
・色素沈着は手術では良くならない
(けど、光の加減で薄く見えることもある)
・涙袋の下で一回凹むのが綺麗な目元
・頬の膨らみ(Ogee curve)まで配慮したクマ治療を
やってる人がいる
ってことを覚えていただければ幸いです
今後も、クマ治療について
初歩的な内容から、
ちょっと詳しめな内容まで、
多くのクマに悩む方のお役に立てるよう、
誠実に情報発信をしてまいります
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では、また次回