こんにちは、
控えめな形成外科専門医
いなとみです🌾
ブログを見てくださっている皆様、
いつもありがとうございます
先日、ブログを読んでくれた
スタッフから、
少し長い
とツッコミを受けたので、
もう少し簡潔にまとめるよう
努力をいたします
皆様も
何かご意見がございましたら、
お気軽にコメントorメッセージで
教えてくださいね
ってことで、
今回は、
脱脂で上瞼が凹む仕組み
について。
まずは、通常の目周りを
横から見た図です。
シンプルで分かりやすいですね。
で、図のように
目は、骨の窪みに
ハマっているのですが、
目と骨の間には
脂肪がクッションのように
入っています。
この脂肪は、身体中にある皮下脂肪とは
少し違う性状で、
眼窩脂肪と言われています。
(目が入っている骨の窪み=眼窩と言います)
この眼窩脂肪は、
上から下まで繋がっていて、
眼球を包んでいるんですね。
続いて、歳とともに生じる変化です。
生きていると常に重力がかかります。
重力の影響を受けると脂肪は?
そう、下にいきます。
だから、歳とともに
上瞼は窪んで、
目の下に膨らみ
ができるんですね。
この膨らみのせいで、
上から光が当たった時に、
膨らみの下が影になって、
黒く見えてしまうのが、
影クマ(黒くま)ですね
(青い線=光の方向)
膨らみの下に、影ができます
膨らみがあるからと言って
ここから
膨らみを取る=脱脂をする
と
目の下に影が広がってしまうわけですね。
(かと言って、控えめにしすぎると膨らみが残る。。。)
だから、脱脂だけだと凹んで暗くなるので
脂肪注入がセットです!
とか、
ヒアルロン酸入れましょう!
ってなるんですね。
恐ろしいのは、これだけではありません。
先ほど、
眼窩脂肪は
上から下まで
繋がっている
とお伝えいたしました。
ってことは?
そう、
取った分、下に下がる
そうすると、
上瞼も窪むリスク
があるってことですね。
窪みは影を生みます。
影ができると、目元が暗く見えて
寝不足?疲れてる?
なんか老けてる?
なんて言われる原因にも。
脂肪注入の脂肪は
眼窩内には基本的には
入れられないので、
この眼窩脂肪の減少による凹みは、
脂肪注入をするからと言って
容易に改善できるものではありません。
せっかくクマ治療をしたのに、
窪みが強くなるのは
意味がないですよね。
ちょっとまた長くなってしまったので
簡潔に言うと、
上から下まで脂肪は繋がっているので、
下を取ったら、取った量に応じて
脂肪が下に下がるので、
連動して上の量も減っちゃうよ
ってことです!
つまり、
安易な脱脂は要注意
しっかりと
適応を見極めて
適切な施術を行うことが
大事です
ちなみに、
いなとみ🌾も
得意な
裏ハムラなら
適応が広く、
脂肪を取らず、
脂肪を入れずに
クマを改善できる場合が
ほとんどです
同じ施術名でも
値段や
やってること、
クオリティが全然違うなんてことも
少なくない美容医療業界で
私は、悩みを根本から解決するために
誠実に医療を提供することを心がけております
少しでも皆様のお役に立てるよう
今後も情報発信にも力を入れてまいります。
カウンセリングはもちろん、
写真での診察なども、簡易的ではありますが
ご対応可能です
気になる方はぜひ、
メッセージ
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下記よりご連絡いただければと存じます。
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