こんにちは、いなとみです🌾
裏ハムラがメジャーになりつつある昨今
いかに裏ハムラの症例を獲得するか
に対し必死なドクターが
増えてきた気がしますね。
先日も書きましたが、
裏ハムラはかなり曖昧な施術です。
どこまでどんな処理をするか
手術を行うのは、目、頬の内側なので
実際確認することはできません。
裏ハムラがメジャーになるにしたがって、
なんちゃってハムラって言葉も
耳にするようになりました
私も、正直、
なんちゃってハムラって何？って
思っていたところ、
残念ながら、先日、
裏ハムラと言いつつ、
脂肪をかなりとって、
脂肪注入をしているドクターがいるってことを
偶然にも、確認する機会がありました。。。
そういうことをするドクターがいるから、今度は、
脂肪注入を併用するドクターは裏ハムラをやってない！
などと極論を言い出すブランディングも出てきて
何を信じたらいいのか分からない
施術を検討している方を置いてけぼりの
SNSを見ながら
正しい美容医療とは何か
と日々考えさせられてしまいます。
そんな中、私の信念としては、
必要なことを、適切に行い
施術を受けていただいた方に
最高の結果を提供し
満足していただくこと
これが一番大事で、
私のライフワークであると考えておりますので
絶対にハムラだけじゃなきゃダメ
とか
絶対に脂肪注入しなきゃダメ
とか
一つの施術に絞ったり、何か施術を否定しするような
ブランディングは避けたいと思っています
そのため
ハムラだけオススメすることもありますし、
脂肪注入の併用をオススメすることもあります。
もちろん、何かを併用するからって
ハムラで手を抜くことはありません
もともと私が働いていた形成外科では
外傷や、再建など表面を綺麗にするような手術で、
骨折のパターンや、腫瘍の切除範囲、
骨格、血管の走行など
一つとして同じ症例はなく、
術中の判断力が必要な手術に
やりがいを感じておりました
実は、ハムラ法は、きちんとやれば
術中の判断が必要な場面が多い手術です。
筋肉の走行や、SOOFの量、皮下脂肪の厚み、
眼窩脂肪のバランス、隔膜の強さ、固定の方法など
内部の状況を、その人それぞれに合わせて
考えながら手術をすることが必要です。
このように、どうするのがベストか
術中にその都度その都度、判断しながら工夫する
という、最初から正解の決まっていない
流動的な手術であるので、
ハムラ法は、私自身とても好きで
こだわりたくなる手術です
ってことで、前置きが長くなりましたが、
私の裏ハムラの症例をご紹介
今回ご紹介するのは、
40代女性のクマとり
裏ハムラのみ行った方です
術前は
目の下の膨らみ、
靭帯の食い込み
が目立ちます
頬の高さはそれなりにあるので
脂肪注入は行わず
裏ハムラ法で施術を行いました。
この方は上瞼が窪んでいるので、
脱脂をすると余計窪むリスクがあるので
要注意ですね。
脂肪を減らさず、移動させる方法が
ベストだと思います
幸い1週間の時点で
内出血も少なめで
目の下にあった膨らみは綺麗に改善しています
頬の高さも3ヶ月目には綺麗に滑らかになっています
本日は長くなってしまいましたが
最後までご覧いただきありがとうございます
クマとりをご検討されている方は、
きちんと適応に応じた手段を選んでくれるドクターを
選ぶように気をつけましょう
裏ハムラでも、きちんとやるのはもちろんですが、
ただなんとなく脂肪を固定するだけ
みたいな、つまらない手術をしていると
いい結果は得られません。
施術へのこだわりも大事です。
ちなみに、今回は、
裏ハムラのみの症例をご紹介しましたが、
私は、脂肪注入の併用も必要に応じて行っています
もちろん、
裏ハムラに脂肪注入を常に併用しているドクターは
裏ハムラを本当にやっているのか怪しいですが、
ハムラ単独でも結果を出している症例写真があるなら
脂肪注入を併用しているケースがあってもOKだという立場です
むしろ、幅広い提案ができるドクターなので好印象
嘘かホントか分からない情報の溢れる中で、
正しい選択肢を選べるよう
お力添えできれば幸いです
こんなこと聞いて大丈夫？と思うようなことも、大体皆様が気になっていることです😉
気になることは、遠慮せずに、直接なんでも聞いてください！
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