死因に占めるがんの割合と
免疫力の関係をグラフに表わしたものが
あります。
このグラフは厚生労働省が出した資料で
作られています。
横軸は年齢で縦軸は%です。
青い腺は死因に締めるがんの割合で
20歳が最低で50歳、60歳、70歳に
なるにつれ、上昇しています。
茶色い腺は免疫力を表し、20歳が最大で
50歳、60歳、70歳と下がっています。
こう見てみると、がんを発症するのは
免疫力が低下するからと言えます。
ところが分子栄養学協会というのがあって、
その会員はがんを発症する人が3.8%と
少ないため、念のため免疫力を測定しました。
対象は10年以上栄養を十分とっている人だけに
限定しているとのことです。
その結果が横線になっている部分で
50歳以上をひとくくりにしていますが、
案の定免疫力(NK細胞の活性度)は
とても高かったわけです。
つまり「免疫力を上げれば、高齢になっても
がんは発症しない」と言うことになります。
私は一度がんになっていますが、栄養を
摂り始めたのは最近なので、一般の
グループに入っていますが。
でも再発しないためには、せっせと必要な
栄養をとっていればいいわけです。
免疫力はNK(ナチュラルキラー)細胞の
活性化率ですから、NK細胞が働けるような
栄養をとるということです。
その栄養素とは
「フコイダン」と「βグルカン」というものです。
フコイダンはがごめ昆布に含まれている成分で
βグルカンは大麦に含まれている成分です。
とは言っても、がごめ昆布や大麦を毎日
食べる生活は難しいですね。
結局サプリで摂るより他はないのかな?
フコイダンやβグルカンがNK細胞の活性化に
どうつながっているのかは、ちょっと込み入った
話になります。
でもこれが分からないとフコイダンやβグルカンを
とる気になりません。
これは次回にしましょう。