三大流星群の1つとして知られる「ペルセウス座流星群」が12日夜、最も多く出現すると予測されていて、12日未明には、月面に落下して強い光を放つ、珍しい発光現象の映像も撮影されました。
三大流星群の1つとして知られる「ペルセウス座流星群」は、毎年この時期に観測され、先週から流れ星が徐々に多く見られるようになっています。

神奈川県にある平塚市博物館の学芸員の藤井大地さんが先週、夜空を撮影した映像では、明るい流れ星がいくつも確認されています。

さらに、12日午前1時前に、流星群の一部が月面に落下して衝突した際に強い光を放ったとみられる、珍しい発光現象の撮影に成功しました。

映像では、月の表面で点のような光が一瞬、強く輝く様子が記録されています。

国立天文台によりますと、月は大気がほとんどないため、小さなかけらでも流れ星とならずに月面に衝突し、衝撃で光を放つことがありますが、地球から観測されることは少なく、撮影されるのは珍しいということです。

午後10時ごろ 最も多く出現と予測

ことしの「ペルセウス座流星群」は、12日午後10時ごろに最も多く出現すると予測されていて、月が明るいため、条件はあまりよくないものの、晴れていれば最大で1時間に30個程度観測できるということです。

国立天文台は「街の明かりが少ない場所で、15分ほど目を慣らすと、観測しやすくなります」と話しています。
















真上に 稲妻 ぴっかぴかキラキラ雷キラキラ


真中に 稲妻 ぴっかぴかキラキラ雷キラキラ