オランジュ=ネーブルオレンジジャム風味


パン定食の店…進々西湖堂~pan評論家 音川伊奈利


私…最近、金色や黄色に凝り固まっています。(金欲、欲ボケで…)

なんでもかんでも身近に黄色い物があると悪い気が寄り付かず、金運を呼び込むそうです。そこでパン屋さんに行ってもこの黄色いパンを好んで食べています。

これは黄色というより金に近いオレンジですからパンでは金運に一番効果があるかもわかりません。それに丸い、小判型とくれば~ちなみにお味はほんのり酸っぱくてオレンジの香りもします。これで150円とは安い~イオン洛南店「パン工房」製


パン職人が作るパンには2種類あるといわれています。

それは①作る側の論理を優先するのか?②買う側の論理を優先するのか?
①の場合は「製品」という。②の場合は「商品」という。
どんな良い製品を作っても売れなければダメ~売れる商品を作っても安心安全でなければならない。


私が一生懸命探しても金のパン、黄色のパンはそんなにありません。どっかのパン屋さんが、この記事を読んでよっしゃ~「金運を呼び込む幸運のパン」をもっと作ろうと思っていただけたら幸いどす。。。これこそ買う側の最大の論理になります。また、合格パン、占いパン、ハート形の愛情パン、なんかもね~♪~美味しいだけではパンでない…楽しくなければネ~うふふ

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京都のパンといえば進々堂、それに工場を閉鎖した西湖堂の老舗2社になります。西湖堂はバードチェンという店舗を66ヶ所展開していた。工場で生地を成形したのをチェン店の釜で焼いていつでも焼きたてのバンを提供するというシステムだった。一方の進々堂は創業大正12年という老舗、創業者がフランスからフランスパンを焼く釜を取り寄せて日本初のフランスパンを生産した。この2社とも食パン、菓子パンの製造卸をしていたが、全国チェンのパンに敗北して西湖堂は倒産、進々堂は直営のベーカリー・レストラン、カフエ、ショップを展開して大成功をおさめている。



昭和の食の文化、歴史も忘れ去られようとしている昨今、京都にもすばらしいパンがあったこと、そしてそれが全国に広がり現在でも西湖堂が名づけて生産した「ニューバード」というパンは全国に残っています。昭和のパンの歴史を忘れないためにもこのブログの名前を「進々西湖堂」にしましたが、差しさわりがある方はご一報ください。

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