また京都市で不正が！今年だけで２０名近くの職員が逮捕されていますが、これらの不正なんてものは職員の中では大昔から知られている問題ばかりで発覚したのは運が悪かったぐらいにしか思われていません。
そもそも京都市役所の中には労組、議員、各政党の党員や支部、その他の圧力団体員や支部、創価学会員等々数多くいますから不正なんてものはすぐ発覚するようなものですが、こいつらがなかなかクセモノで正義感の欠片もない輩ばかりです。
この構図は京都市交通局でも同じになります。この場合は交通局が当局になり、当局と京都交通労働組合が癒着すればどんな不正もできるということになります。今回の「幽霊バス｣事件もそうで、これは２年も前に自民党の市議が労組の「闇専従問題」として市会で取り上げて質問をしていますが、これに対して当局も労組も市長も「ない」として突っぱねました。そして新聞記者もこの問題を無視してきました。今朝の朝日新聞の京都版ではさすが無視できないのか？「幽霊バス」も「闇専従」という言葉も使わない記事でお茶を濁しています。
この癒着の構図は、まず与党（自民党・公明党・民主党）を当局が押さえます。労組は野党の共産党と友好政党の民主党の口をふさぎます。これはいうまでもなく共産党や民主党は労組の票がほしいために協力共同という名目で労組の味方をいたします。新聞各社も「赤旗」も当局も労組も政党もこの「幽霊バス」も「闇専専従」もないといっているのだから記事にはしません。もちろん新聞記者はこの構図を知ってはいるが、知らんふりをしているのです。ちなみに京都交通労組には共産党の支部もあり、ここの選出の市会議員も過去多数います。京都の市会は定数６９名、その中に１９名の共産党議員がいますからこの「闇専従」のことも当然ながら知ってはいるが、労働者の権利ということで問題にはしません。
これは京都市や大阪市の市バスの運転手の多くが年収一千万円を超えている問題があった。その中には市バスが交通事故を起こしてその事故現場で交通整理（旗をふるだけ）をする職員が年収一千万円だとしたものも。これに対してある共産党の市会議員は、
「これは労組が当局と戦って勝ち取ってきたもので不正ではなく、むしろそれ以下で働く労働者が悪い！」とまで労組を擁護してきたと同じになります。
今回発覚した「幽霊バス・闇専従｣問題とは、ある市バスの運転手さんがＡＢＣテレビに内部告発したことからはじまります。このＡＢＣテレビの特集番組では次のことを指摘しています。
いわゆる労組の闇専従が禁止されてからもこの「闇専従」を当局は認めてきた。しかし、それではまずいので支部長や執行委員に対して仕事をしているふりをさせるために「幽霊バス」の運行を認めた。これは時刻表にもない市バスで西賀茂車庫から北大路バスターミナルまでの１７分を走らせて片道は営業するがほとんど客はなしで帰りは回送にして西賀茂車庫に帰る。つまり、これで支部長や執行委員が立派に市バスの運転手として仕事をしたという証拠を作るためのダイヤになっています。
テレビではこの市バスを追跡したり、実際にレポーターが乗って撮影しています。その運行ダイヤ票にはしっかり「支部長」「執行委員」用と記名されていますが、これに対して当局も労組もこの「幽霊バスも闇専従」も認めてはいないからこれまた新聞も書かない！ところがテレビ局が近畿運輸局に訴えをすると京都市長はあっさりこの「幽霊バスと闇専従」を認めてしまったからあわてて新聞は書いたが、やはり京都市に遠慮した書き方だ！
前の民主党代表の前原氏は労組、特に公務員の労組とは一線を画したいといったが、これらを知っているのであろうか？そしてもっとおもしろいのが、２年も前に自民党の市会議員がこの問題で質問をしていることだ！その口を封じ込めたのは労組に共産党に新聞記者だ！そして市長があっさり認めて朝日があわてて記事にした！それも地方版で！…
★～続々報～↓は西賀茂車庫のお話だが、九条車庫でも「幽霊バス」「ヤミ専従」があり、支部長・執行委員ダイヤに乗るバスは「臨２０２」「臨２０８」だという「噂」もチラホラ？この「噂」のでどこは↑の「ＢＢＳ」をクリックしてください。
★～続報！（ＡＢＣテレビで）
やはり、京都交通労働組合の執行委員長はこの「幽霊バス」と「ヤミ専従」を否定しました。今朝の朝日新聞の記事に安心したのか？これら↓のことはないといいきっています。さて、議会はどんな対応をするのでしょうか？自民党は元々火付け役？なら共産党はどうするのか？民主党はどうするのか？京都市長自らがＡＢＣのテレビの内容の「ヤミ専従」「幽霊バス」は事実とまでいっています。たった一日１７分Ｘ２の往復運転で年収一千万の給料は税金泥棒でっせ！それでも朝日新聞も共産党も労働者の権利というのか！
★～小説「恋のブランコ…美雪」は、明日掲載いたします。
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小説・京都フラワークレジット悲劇（長編小説・３００枚）作／大塚伊奈利
http://www.mypress.jp/v2_writers/b7012/