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吉田憲司のブログ

稲作をやろう・プロジェクト(仮称)

 今日、Panasonic NPO サポート・インターンプロジェクトの「NPO マーケティング研修」報告会に出席して、プロジェクトに参加している団体の成果発表のお話を聞いてきました。


 発表されていた団体の中には、農業分野に関わる団体も複数ありました。都市のまちづくりと農業をテーマに活動を展開する「銀座ミツバチプロジェクト」、地元で園芸福祉という活動を行っている「NPO支援センターちば」、そして、農業活性化や就農支援をテーマに活動を展開する「農家のこせがれネットワーク」の話を聴くことができました。


 少し話が飛びますが、そういえば、先日「みやじ豚」というブランドの豚肉を使ったしゃぶしゃぶを出してくれるお店(神楽坂の桃仙郷)にいきました。そのときに出してもらったデザートが感激で、思わず写真に収めたのですが:


吉田憲司のブログ-10/10桃仙郷デザート


デザート9種盛り。甘いものずき泣かせです。お店の雰囲気に合った甘さ控えめの大人のデザートでもあり、さわやかな後味でした。


 で、ちょっと話がずれたので戻しますが、桃仙郷の料理はおいしかったのですが、その中で、「みやじ豚」もおいしさを輝かせていました。


 その「みやじ豚」の生産をしているのが株式会社みやじ豚、そしてその代表取締役が宮治勇輔さんで、その宮治さんが代表理事を務めるのが、今日話をお聞きした「農家のこれせがれネットワーク」だったのだと、今日知ったのでした。


 「農家のこせがれネットワーク」の事務局長、銀鏡さんが、発表の中で、「5年以内に日本の農業を改革する必要がある」というメッセージを出されていましたが、その危機感を持ったメッセージを聞いて、「いいな」と思いました。


 立ち上がったばかりとはいえ、なかなか、改革にここまでコミットして、最速で課題に取り組んでいる団体は、少ないのではと思います。もちろん、自団体という、ひとつの団体の限られた力だけで、日本の農業が改革できるとは、銀鏡さんも思ってはいないと思いますが、ひとつの団体が活発に活動することで、周囲が動き出し、それが大きな動きにつながる可能性は、ありえます。


 誰かがまず大きく動く必要があるという点で、この、危機感を持って活動をされている「農家のこせがれネットワーク」の活動には、とても共感の気持ちを覚えたのでした。

 新宿の花園神社の酉の市、今年も行ってきました。


 酉の市の由来については、いろいろあって、「これが由来だ」と、ひとつには決められないみたいです。ただ、由来のひとつに、収穫祭であった、というのがあるそうです。


 お祭りでお守りとして販売される熊手、稲が添えられているわけですが、連想されるのは「収穫」。酉の市の音には、「取り」という意味もこめられているそうです。そして、収穫祭は、今年の収穫を感謝し来年の収穫を祈念する、という意味から、商売繁盛祈願にもつながっていくわけですね。


吉田憲司のブログ-11/28熊手


 今年は、コメの作況指数の報道などから見ると、例年と比べて、稲の収穫量はそこまで悪くなかったようにも思われます。ただ、自分のお手伝いした農家では、不作だったので、作況指数ですべてを語るのは危ないとは思いますが。


 従来の日本のコメの流通システムは、コメが不作のときも豊作のときも、できるだけ農家の収入に変動が出ないようにする機能を持っていたと思いますが、コメの消費量自体が減少する中で、そのシステムが、マイナスに機能してしまっているようです。


 現在は、不効率、競争力低下など、悪い面が目立ってしまっている。そして、「食卓に上るコメの消費量は、これから先増加する」という予測は、どう考えても、これから先の見通しとして可能性が低い。


 そんな時代の流れの中に、自分がいて、農家、若者、高齢者、企業、行政、NPO、いろいろな立場の人が、さまざまな取り組みをしているわけです。


 そんなことを思いながら、「来年もよろしくお願いします」、と、お参りしたわけでした。


吉田憲司のブログ-11/24酉の市


 それにしても、花園神社の酉の市は、本当ににぎやかで、おもしろかったですよ。

 軒先で、稲を干しています。天候不順ですが、干している稲を眺めていると、なんとなく楽しいです。


吉田憲司のブログ-20091007はざがけ


 いちおう、「はざがけ」風に干しているんですが、迫力がたりないですね。


 昔の写真でしかみられない風景になりつつありますが、新潟平野の、木と木(はざ木)の間に棒を結わえ付けてやる「はざがけ」は、日本の原風景を感じさせる、いいものですよ。