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吉田憲司のブログ

稲作をやろう・プロジェクト(仮称)

 先日、産地直送米をもらったのですが(なんと弟から、ありがとう!!)、そのプレゼントセットが少し面白かったんです。精米されて送られてきたのですが、お米とセットで、米ぬかの袋が入っているんです。


 で、米ぬかも一緒に使ってくださいと、いろいろな米ぬかの活用方法が書かれた冊子もついていて入っていて、食べる場合、美容に使う場合、園芸に使う場合、と細かい説明が書かれています。


吉田憲司のブログ-くらしの里ネットワーク1


 パッケージ自体も、かわいいデザインで、生産者の顔や様子が見えてくる、いいパッケージですよね。面白い事例として紹介しました。


 このお米は、「くらしの里ネットワークさん」というところで販売していて、お店の雰囲気が伝わってくるこんなホームページ(http://www.kurashinosato.net/chokuei.htm)もあります。私がもらったのは埼玉県のお米でした。いまから楽しみに食べまーす。

 あー、もうそろそろ新年ですね!今年は年末までいろいろ忙しくって、いまだに、いろいろなジャンルの積み残しの事柄が、結構残ってます。今回の記事もそのひとつ。


 10月の「稲を干す」記事で刈った稲を干していたのですが、その後の作業が、なかなかできていませんでした。脱穀や精米などの作業をしないと、稲を干しただけでは、お米は食べられません。


 というわけで、まずは、次のようにペットボトルと割り箸を使い、脱穀をしていきます。


吉田憲司のブログ-200912脱穀PET


 脱穀(稲穂から籾を外す)は、下の写真のような形でやります。


吉田憲司のブログ-200912脱穀の様子


 下が、脱穀作業が終わったあとの、籾(もみ)です。籾にしてしまうと、見た目の量ががくんと減ってしまうので、ちょっとさびしいです。ちなみに、ペットボトルは2リットルのものなので、「ついに稲刈りです」記事の稲穂と量と比べてもらうと、取れる籾の量が分かってもらえると思います。


吉田憲司のブログ-200912脱穀後


 次は籾摺り(もみすり)、籾殻を外して、玄米を作ります。「籾摺り」の名のとおり、摺ることで籾殻を外します。すり鉢を持っていなかったので、買ってきて作業です。


吉田憲司のブログ-200912籾摺り1


 結構根気のいる作業です。ここら辺の作業は、今は完全に機械化されています。手作業でやってみると、改めて機械のありがたさに気がつくわけです。たとえていうなら、洗濯機のある今、あえて洗濯を、洗濯板を使って川でやっているようなものですかね。


吉田憲司のブログ-200912籾摺り2


 で、下が玄米です。上の籾の写真と比べてもらうと、量がさらに少なくなっていることが分かってもらえるはずです。いやー、一握りの玄米、この玄米を精米すると、さらに量が減るんだろうな・・・。


吉田憲司のブログ-200912玄米1


吉田憲司のブログ-200912玄米2


 ようやく、ちゃんとした玄米が作れました。せっかくだし、新年のお供えで使おうかなと思いながら、もうそろそろ年明けですね。今年もどうもお世話になりました。来年も引き続きよろしくお願いします!

 年の瀬ですね。今年は、どんな年でしたか。残された今年も、ぜひ楽しんでいきたいですね。


 つい先日、京都大学のカンフォーラというカフェで開催されていた、第2回「本物のダシを味わうことは教養である」というイベントに、本当に通りがかりで、たまたま参加してきました。このイベントは、京都大学の農学部が、味の素株式会社の寄付で開設している「食の未来戦略講座」という講座の、大学生向けのイベントとして、開催されているとのことです。


 さて、このイベントでは、京都の有名な料亭や料理学校から5人の料理人が集まり、それぞれ解説をしながら出汁を引いてくれて、参加者は、その出汁で作られたお椀をいただけるという、なんとも贅沢なとイベントです。(しかも参加費無料!)


 出汁は、昆布(こぶ)と鰹節(かつおぶし)を使った一番だしです。まずは、次のような資料も配られ、それぞれの昆布の特性や違い、鰹節の種類や製造法など、勉強をしていきます。


吉田憲司のブログ-200912だし1


 今回使う昆布は、利尻昆布です。京都では利尻昆布、大阪では真昆布がよく使われるとのこと。


吉田憲司のブログ-200912だし2


 鰹節は、鯖節や宗田節などではなく、普通の鰹節を使います。


 「本物のダシを味わうことは教養である」というイベントの名前は、大学らしいというか、京都大学らしいというか、そんなアカデミックな表現ですが、実際にイベントで出汁を味わってみると、「やはり、人生で一度は、こういう機会に参加できるといいな」と思わせられ、イベントの名前も、そうそう間違ったネーミングではないなと、思うわけでした。


 5人の料理人の方のそれぞれの出汁は、出汁と塩味だけなのに、すべて本当においしいのに驚き、さらに5人の出汁が、そのおいしさとは別に、それぞれまったく違う味であることが、さらに驚きでした。


 自分の好みは、八百忠別館の吉田さんのまるい出汁と、大和学園の飯さんの昆布の効いた出汁でしたが、これはあくまでも好みであって、おいしい、おいしくないという評価とは別なんですよね。5人の出汁がトップレベルにおいしいわけで、そのおいしさが点ではなくて、横幅を持っているということです。


 いやー、出汁ひとつとっても分かるように、食って奥が深いですね。ちなみに、出汁を飲み比べまくっていたせいか・・・、会場では写真を撮ることすら忘れていましたが、去年第1回のイベントの様子を掲載したサイトがありましたので、こちらの京大のサイトでイベントの雰囲気を見てみてください。