華やかな色の人口結晶って、少ないですよね。

 

そんなものをつくりたいと思ったら、クエン酸銅の結晶がおすすめです。

写真の通り、鮮やかな青。

それにうまく結晶化させれば、たぶんもっと大きくてきれいな形になると思いますよ。

 

じっさい時間はかかるのですが、原料と手順は簡単です!!

よかったら、試してみてください。

これ、完全版じゃないので、改善の余地はあると思います。コメントしてくれれば、修正させていただきます。

 

  原材料

◆クエン酸

◆水(精製水・純水の表示があるものがおすすめ。水道水でも可能です)

◆銅(機械類の銅線、銅パイプ、銅釘など。塗装がある場合は、やすりで取り除いてください)

 

・ガラス瓶

・棒(ピンセットもあると結晶を取り出しやすいです)

 

ステップ1 クエン酸銅を合成する 

※「クエン酸銅」を購入して、飛ばすことも可能です。その場合、クエン酸銅を最小の水で溶いて飽和水溶液にしましょう。

 

1.クエン酸に少しずつ水を注ぎ、水溶液にします。このとき水を、クエン酸がぎりぎりとける最小の量にすることが大切です。(飽和水溶液、ですね。強酸性なので、アルミ鍋などには付けないように注意してください)

 

2.1のクエン酸水溶液に銅を入れ、色がつくまで放置します。放置することによって、クエン酸が銅と反応していきますので、ゆっくり待ちましょう。結晶化させたときに、クエン酸とクエン酸銅が混在することになります。

※こぼれないように、ふたのできる容器をお勧めします。

 

3.色が濃くならなくなったら、銅を取り出します。これで、クエン酸銅水溶液の完成です。

この状態で結晶が発生することもありえます。

 

ステップ2 液を濃縮、結晶化させる 

クエン酸銅水溶液を、濃縮します。ゆっくり天日干しにするほうが、大きい結晶ができます。

 

同じ瓶で構いませんが、ふたは密閉しないでおきます。

 

少しずつ蒸発していくので、底にきれいな青い結晶ができます!!

口が大きい瓶の場合、全開にしておくとホコリが入ってしまう可能性があります。完成は遅くなりますが、少しふたを開けておくくらいがお勧めです。

 

完成!! 

できた結晶を好みの大きさまで成長させたら、完成です。

水溶液を拭いて、瓶やケースで保存しましょう。

 

残った水溶液は、放置することによってさらに結晶が採れます。

いらない場合、可燃ごみとして捨てるほうがいいとされています。

また、水溶液につけたまま結晶を保存するのもいいでしょう。