おはようございます
昨日は夜に家族が寝静まってから
→RE_PRAY←宮城公演を見返しました。
それで、少し時間が経ってから見ることで
あらためて心にストンと落ちたことが
いくつかあったのでShareさせて
いただけたらなって思います。
画像はCS朝日無料番組宣伝映像より
❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️
今回はプレイヤーズガイドを読んだこともあり
またフィギュアスケートマガジンを読んだ
こともあって、知識として「あの時、こう
だったのか」「こういう意味があるのか」
そういうことが［攻略本］的にあったので
自分の感情とか興奮とかそういうものを
一度、脳から弾き出して見たわけなのです。
まずイントロダクション部分の紗幕の
使い方。秒単位、ミリ単位をコントロール
する絶妙なタイミング。これを毎公演
行っていたのだなという、神業のスタッフ
さんの腕前。
そして「いつか終わる夢」を
スタートにもってくること。
ゲームの世界（非現実）への導入で
あるとともに、「ちがい」を見せる
ための要のプログラムになっています。
そして続く映像では「プレイヤー」を強く意識
させる。「羽生結弦でもあり、羽生結弦でもない
見ているあなたたちがプレイヤー自身であり
神でもあるという布石」でしたよね。
そして摩訶般若・・・と会場に
度肝を抜かせた「鶏と蛇と豚」
真っ赤な絨毯のようなライトは
“産道”を意味していたのか・・
生まれ出てしまった「イノチ」
そして選択によって未来（プログラム）が変わり
自分の意志ではどうにもできない
大きな「運命」の中で生きる。
そして「運命」に対峙する冒険者
このメガロヴァニアはスピンが
上手でなければ成り立たない
プログラムです。普通のスケーター
だったら見ている人を飽きさせて
しまうと思うんですね。ですが
多種多様で腕、脚、さまざまな
スピンを得意とする羽生選手だからこそ
こんな神のような非現実的な
プログラムができたんだと思いました。
これが真っ二つに割れた時
「死」を意味します。ゲームオーバー。
そしてゲームオーバーにしたのは
Gルート（虐殺ルート）のラスボス
サンズに扮した羽生選手自身なのです。
そして左の目だけ光るサンズ
左の目だけ光を宿す羽生選手
不思議な類似点。まるでサンズが
憑依したかのような、不適な笑みを
浮かべる羽生選手に戦慄を感じるほど（←褒め言葉）
ただただ、すごい・・・・。
そして、前半まさかのフリー！
新プロ！破滅への使者！
まさに！単独アイスショーの
一番体力がきっつい時に
４回転ジャンプを入れて
3Aコンビネーションもいれる
こんなハードなプログラムを
滑ろうなんて、世界中の誰が
やろうとするでしょうか！？
いませんよ。
そう、羽生結弦以外は・・・（震え）
至高のエンターテインメントを超えた
究極のアスリートの戦い・・しかも
戦っている相手は理想の自分。
なんてかっこいいんでしょうか（涙）
そしてクリアして、セーブしようとして
データが壊れていると表示され
崩れ落ちるように倒れて会場は暗転します。
「クリアしたからセーブさせてあげて」
観客はそう思います・・・。
この後、後半までの３０分。
ほぼ休みなしで、駅伝でいう
次の区間を走るために、髪型を
整え、衣装をきがえ、ウォームアップ
を続けています。これは昨日のFaoi
舞台裏でも簡易版的に適応されて
いましたよね。ずっと体を休めずに
燃焼させつづける。TVに映っていない
普段の練習の時も、同じように
毎日毎日繰り返していなければ
できることではありません。どれだけ
過酷な日々を、孤独な日々の中
観客に最高の演技を届けるために
自らを捧げているのかということが
伝わってきます（涙）
そして始まった後半。
セーブできていなかったから
セーブしていた地点。
つまり「始まり」からリプレイされます。
紗幕がなくなったイントロダクション
リプレイする時に「選択」を
変えることで、ちがう「物語（未来）」を
つくることができるのだと表していますよね。
「一度経験していることで違いを感じてほしい。」
知識として残ったもの、つまりそれが成長。
このわずか２時間の→RE_PRAY←という公演の
中で、見ているあなたたちは「進化」しているん
だということを、「進化」できるんだということを
“羽生結弦”を通して証明してみせてくれていると
思ったんですね。そして、前半がUndertaleで
いうところの「Gルート（虐殺）」ならば
後半は「Pルート（誰も殺さない）」なのだなって。
感じたわけなんですね。祈りを強くこめた演技。
天と地のレクイエム、あの夏へ、春よ、来い
そして全てを滑り切って、観客の前に出てきた時
ほわほわの柔らかな笑顔で、優しい声で
見ている方々へ思っていることを告げて
くれましたよね。そして宮城会場という
場所ということもあって、これまでの
どの会場よりもリラックスしていて
安心しているようにも感じられました。
この場所でやりとげれたこと、祈りを
届けられたこともきっと、嬉しかったのだな
そう感じられました。
「皆さんに良い演技を見せれたらいいな
喜んでもらえたらいいなって思いながら
一生懸命がんばってきました」
羽生選手の夢ってきっと、お金とか地位とか名誉とか
ではないんだなって思うんですね。ただただ純粋に
フィギュアスケートに向き合っていいものを作りたい
絶対にこれまでよりも良いものにしたい。
その根本にあるものは「みんなに喜んでもらいたい」
それが本当のきもちなんだなって
いつもいつも勝手に感じているんです。
そのために、惜しみなく人生すらも捧げてくれている
時には「そこまでしなくていい、幸せになって」
そう叫びたくなるファンたちに
「そうしなくちゃ満足できない」
心配しているきもちはわかっているけれど
余力を残す生き方なんてしたくない。
この一瞬が最期かもしれない。
だから「イノチ」をこめて、魂の演技をする。
それが羽生結弦なんだって。
そんな風に全身全霊で語りかけているように
感じているので、その思いをまっすぐに
受け止めながら、自分も生きたいなぁ
今、できることを、精一杯、全力で
できる範囲で、がんばりたいなぁと思ったのでした。
→RE_PRAY←リバイバルしてほしいですね😭
これだけの思いがこめられているのですから・・・😭
❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️
プロ転向２周年を迎える羽生選手✨
これからも一緒に応援させてください( ◠‿◠ )
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