Danny Boyは何度も何度も繰り返し見ては、その時の心境によって感じ方が変わる。また公演でも演技にこめられている情感の昂りの部分がその日によってちがうように感じられる。。そんな１度たりとも同じ演技がない公演だなと思っています。
初めてnotte stellataで見た時は。あまりの美しさに息を吸い込んで吐き出せなくなってしまう。それほどの衝撃がありました。そしてnotte stellataの時のほうが「悼む」思いを強く感じて（個人的な受け取り方です）、巻き戻したい時間を、もう会えない人を想うきもちが伝わってきて・・とにかく、ただただ涙がでてきてしまった演技でした。そして幕張公演では、悼みから祈りへと変化していっているようにすごく感じたのです。
Danny Boyは星野源さんのリクエストで
キース・ジャレットのLIVE演奏を音源に
使われていますよね。そしてこの音源である
1996年に行われたイタリア・ツアーの後
キース・ジャレットは今まで感じたことのない
疲労感にさいなまれ演奏活動を休止。ソース
その後慢性疲労症候群と診断された
キース・ジャレットは1998年まで
ピアノを弾くことはもちろん
外出も会話もできず自宅療養をすることに。
その後、復帰しますが、2018年に脳卒中を
２回起こし、麻痺状態となります。
「左半身はまだ部分的に麻痺していて
杖をついて歩くことはできるけど
とても長い時間がかかるんだ。その上、
家の中ではまったく身動きがとれない。」
と『ニューヨーク・タイムズ』紙の
電話インタビューで明かしました。
おそらくキース・ジャレットが再び人前で
演奏することはないだろうと・・・。
Danny Boyはデビッド・ウイルソンさんの振付
希望や祈りや願いがこめられたピアノ曲
両腕を見ていると「誰かを思うように」
背中や前で手を組んでいるポーズが
印象深くもあります。
そして、演技中なのに
まるで時間が止まっているかのように
大切なものを、そっとかき集めて
触れて
愛おしく、抱き寄せます
微かでもいい、少しでもいい
そして空へと放ちます・・・
そして再び、空からこぼれ落ちてきた
大切なものたちを
抱きしめて
もう離れていかないでと嘆き
その手につかんだまま光へと・・・
祈るように、願うように
Heart（生命？）を捧げます
演技後には深々とお辞儀をし
幕の向こうに消える時まで
空にいる「大切なもの」を指差し続けます
そんな風に感じられた幕張公演Danny Boy
プロになるっていうことは
表現に制約がなく、磨き続けることができる
どこまでも深く深く、想いのままに
悲しみも祈りもすべてをこめて・・・
届けたいと思う人の元へ
もう会えない大切な人へ
祈りが届きますように・・・・・
そう、あらためて心から思ったのでした。
❄️❄️❄️
🌈公開されている記事、写真、また個人的に会員登録している素材サイトのイラスト、画像などを使用しています。不都合があればお知らせください。🌈意訳がある記事は複数のアプリを使用し良い部分だけを抜粋。素人による個人的なブログのため正確性にかける部分もあります。掲載内容は参考程度にしていただき決定や判断はご自身の責任でお願いいたします。
#ただいま仙台がいつでもできるように
仙台のホテルを貼っておきますね🥹
